陰キャとは?そして陰キャの人が持つ「強み」について話そうと思う
どうもこんにちは、月也です。
「陰キャ」
という言葉を最近よくネット上などで目にしますが、その多くが「ネガティブなこと」として使われていますよね。
「俺は陰キャだからモテない・・・」
「陰キャだから人にバカにされる・・・」
陰キャをさも悪いこととして言っている人があまりにも多いです。
でも僕は強く感じてるんですけど、
「陰キャには強みがある」
ということを声を大にして言いたいんですよね。
陰キャであることは悩むことでもなんでもないんです。
僕自身が陰キャとして生きてきた中で、それを強く実感できた瞬間が何度もあったんですよね。
今回の記事では、
「陰キャの人が持つ強み」
ということで話していきたいと思います。
あなたは今陰キャということで悩んでいるかもしれないんですけど、悩む必要は一切ないです。
むしろそこからの生き方次第で、その性格を自分の「武器」にすらできるんです。
目次
陰キャとはそもそもどういう意味か?
陰キャとか陽キャという言葉をネットで聞くようになったのはここ数年のことだと思うんですけど、陰キャというのは大体このような意味合いで使われています。
・隅っこでおとなしくしている人
・自己主張を自分からはしない人
・無口な人
・あまり感情を表に出さない人
そのような人を言います。
学校で言うなら、いわゆる「オタク」の人たちとかは陰キャとして扱われたりしますよね。
陰キャは悪いことなのか?
で、学校だと確かに陰キャの人は肩身が狭い思いをすることが多いんです。
学校で人気が出たり、クラスを引っ張っていくのはやっぱり「陽キャ」の人たちで、スクールカーストでも陽キャの人が上に位置しますよね。
僕自身生粋の陰キャだったので心底わかるんですけど、陰キャってほんとスクールカースト低いんですよね笑
(おとなしいだけでなんでこんな仕打ち受けないといけないんだ?)
と疑問に感じるくらい空気だし、理不尽なまでにクラスの隅っこに追いやられる。
陽キャ達が異性にモテて恋愛などを楽しんで青春を謳歌する中、陰キャは異性と話す機会すらないし、万が一にも女の子と話す機会があっても全力でキョドッてしまったり。
陰キャだと「青春」を謳歌するのもかなり難しいです。
学生時代は確かに陰キャの人は損をすることが多いと思います。
ただ、学生時代が終わるとその状況は「一変」するんです。
社会人はむしろ陰キャの方が信頼されやすい
社会人になると、実は「陰キャは信頼されやすい」んですね。
(イヤイヤ、陽キャの方が上司受けとかも良いだろうし、得するに決まってんだろ)
みたいに思われるかもしれませんけど、そうじゃないんです。
社会人の陽キャというのは、「浅い」印象を受けたりするんですよね。
(何も苦労をせずにここまで生きて来たんだろうな)
(思慮に欠けてそうだな)
(すぐ物事を投げ出したりしそうだな)
もちろん陽キャ全員がそういういい加減な人ではないわけですけど、そういう人の割合が多いです。
それは学生時代の陽キャを見ればなんとなく想像つくと思うんですよね。
そしてアムウェイとかニュースキンのネットワークビジネスにハマるのも、だいたい学生時代陽キャだった連中です。
あんなんで稼げるわけがないんですが、人との繋がりが多い分そういう誘いがどうしても増えてしまうので、ハマってしまうんだと思うんですが。
僕の周りには以前ネットワークビジネスにはまっている友達がいたんですが、そいつは典型的な陽キャでしたよね。
一方で陰キャの人たちは、
(この人は色々な経験をしてきていそうだな)
(人の気持ちを理解できそうな人だ)
(何事も投げ出さず、真面目に取り組んでくれそうだ)
みたいなプラスの印象を持たれやすくなるんです。
学生時代は「明るさが全て」みたいな感じですけど、社会人になってくると人を判断するポイントが大きく変わってきます。
「中身(人間性)」
で判断されるようになるんですね。
陰キャが表現の仕方次第で「武器」にすらなってきます。
でもコミュ力がないし・・・
そういうことを言うと、
「でも陰キャの人はコミュ力が無いし、社会でやっていけないんじゃ・・・?」
みたいな意見も出てくるんですけど、そもそもそういう人は「コミュ力」というものの意味を履き違えています。
コミュ力というと「盛り上げ上手」、「話し上手」な人を思い浮かべると思うんですけど、それはコミュ力の「一つの要素」に過ぎません。
・人の話を聞く力、引き出す力
・身振り手振りなどのボディランゲージ
・声のトーン(落ち着き)
・相手の感情を読み取って適切な態度を取る力
コミュ力にはこのような要素も絡んでくるんですね。
学生時代は「話し上手」な部分だけがフィーチャーされますが、社会人になってくると「聞く力」であったり「声のトーン」、「相手の感情を読み取る力」なども要求されるようになってきます。
なのでもしあなたが口下手のコミュ障なのだとしても、他の部分でカバーできればむしろ「コミュ強」になることができるんです。
ガチコミュ障で陰キャでも変われた
僕はブログやYouTubeでも言っているんですけど、吃音症(きつおんしょう)という言語障害を抱えています。
僕は物理的にスムーズに話すということができません。話せてもなんとか途切れ途切れで話せるかどうか、という感じで、「コミュ障」と見られることも正直多いです。
だから「陰キャで生きざるを得なかった」という面はあったんですけどね。
そんな僕でも、上で話したコミュニケーション能力の他の部分を鍛えることによって、会社の社長さんと個人的に仲良くさせていただけたりとか、僕のことを信頼していただいて仕事を頼んでいただける、ということも起こってきたんですよね。
これが僕がただのどもり持ちのコミュ障のままだったら、そんなことはまず起こらなく底辺の人生を這いつくばっていたと思います。
(喋れないんなら、他の部分でカバーをすれば良い)
その意識が、僕の人生を大きく変えてくれました。
また吃音症というのが「プラスの働き」をすることもあって、上手く話せなくて話を聞く側に回ることが多いんですが、「年上の方に可愛がられる」ということがかなり多いんですよね。
会社の経営者の方などはやはり「話したがり」の人が多かったりするので、そういった方の話を聞くだけでも
「君は聞く姿勢がすごい良いねー」
みたいに気に入られることもあります笑
「話し上手でないことで人に気に入られることもある」
というのは、学生時代と社会に出てからの大きな違いですよね。
陰キャはむしろ武器になる
もし今あなたが学生だという場合は、正直陰キャということで損をするようなことが多いかもしれません。
僕自身高校時代は友達が一人もいなかったり、当時の同学年で「一番の陰キャ」のような存在だったのでその気持ちは痛いほどわかります。
ただその状況は社会に出ると面白いくらい「一変」します。
陰キャというものが表現の仕方によって「武器」にすらなり得るんですね。
陰キャであることで人から信頼してもらえたり、大切な人間関係が出来上がるということも起きてくるんです。
特に「話を聞く力」を磨いていけば、年上の方に気に入られる、つまり「上司に気に入ってもらえる」ということが増えます。これはもう間違いないですね。
(自分は陰キャだから・・・)
みたいに言い訳をしてただ暗くしてるだけだとダメなんですけど、
人の気持ちを汲む努力をしたり、話を聞く力を磨いたり、落ち着きのあるボディランゲージを身につけるなどの努力をすることで、マジで会社で重宝されるようになったりするんです。
陽キャの人間はそもそもそういう努力をしないんですよね。
だから簡単に、社会に出た後だと陽キャ連中を追い越すことができる。
陰キャの人は陽キャの人よりも学生時代に辛い思いをするようなことは正直多いと思うんですけど、だからこそ多くの人生経験を積むことができるし、人の気持ちも理解できるようになります。
今はそれに気がつけていなかったとしても、いずれ気がつけると時がきっときます。
(学生時代に辛い思いをしたからこそ、今の自分がいるな)
ということに。
綺麗事ではなくて、僕自身が現在進行形で感じていることなんで笑
高校時代、あまりに孤独すぎて命を絶とうと本気で思っていたこともあった人間がこんなことを言えるようになったわけで、あなたも絶対にそういう時がきます。
陽キャだと確かに学生時代にモテる、パリピ生活を送れたりしますけど、あんなもんはすぐ飽きるし虚しくなりますからね。学生時代などに遊ぶだけ遊んでいた連中は、年を重ねてきたときに意外とめちゃくちゃしょぼくれたりします。
長い目で見たときに、陰キャの方が本当に得することは多いですね。
そのことはマジで気がついて欲しいです。
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