コミュ力とは何なのか?そしてコミュ力を鍛えるために必要なこととは

 

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こんにちは、月也です。

 

コミュ力

という言葉を今はいたるところで目にしますよね。

ネット社会になってきたからこそ、
リアルの場での「コミュ力」がもてはやされているというか。

仕事を探すにしても、
コミュニケーション能力がある方を求めています
という文言を見かけることが多いですよね。

 

コミュ力の重要性を近年は叫ばれてますけど、

そもそもコミュ力とはなんぞや?

と感じている人もいると思うんですよね。

 

正直、コミュニケーションという言葉一つとっても
本当に色んなものが絡んできます。

人との距離感の取り方であったり、
その場の空気に合わせた態度を取る、
話す内容、
アイコンタクト、
声のトーン、
笑顔、

などなど。

様々な要素がコミュニケーションを取る際には絡んでくるんです。

 

おそらく「コミュ力」という言葉を聞いたときに、

「しゃべりが上手い」

ということを想像する人が多いと思うんですけど、
しゃべりのうまさだけがコミュ力というわけではないんです。

もちろん、1つの重要な要素ではあるんですけどね。

例えしゃべりが苦手だとしても、
「コミュ力あるね」と言われるくらいの人間には実はなれるんです。

 

今回の記事では、

コミュ力とは、そもそもなんぞや?

そしてコミュ力を磨くためにはどのようなことをすればいいのか?

ということについてお話ししていきたいと思います。

 

コミュ力とは「総合力」

そもそもの話としてコミュ力とは、

総合力

だと僕は考えています。

コミュニケーションにおける色んな要素を加味した総合力が、
その人にとってのコミュ力になってくるんですね。

 

しゃべりはうまいのに、コミュ障っぽい人

ってよくいたりするじゃないですか。

僕の大学時代にもそういう奴はいたんですけど。

なんか人との距離感を図るのが苦手で、
人が傷つくことを平気で言えてしまったり。

そういう人っていますよね。

そういう人というのは、しゃべり以外の要素が非常に貧弱なんです。
だからコミュ障のような印象を相手に与えてしまう。

 

逆に、普段は無口なんだけど、

この人と一緒にいると、なんか落ち着くなあ

と感じさせる人もいたりします。

そういう人は「コミュ力が高い」と言えるんじゃないかと僕は感じるんです。

言葉でまくしたてるだけがコミュニケーションではなくて、
人とうまく関係を構築できることこそが、
コミュニケーションだと感じるので。

 

だからもし話すのが苦手だったり、
人見知りしてしまって自分から人に話しかけられないんだとしても、

別の部分

でカバーをしていけば実はコミュ力を鍛えることって出来るんですよね。

人から好かれる人間には絶対になっていけます。

 

ガチのコミュ障だった男

僕は以前、本当の意味で「ガチのコミュ障」でした。

その辺の、
いやー、俺コミュ障だからさ笑
みたいに言っている奴を見るとぶん殴りたくなるくらい、
コミュニケーションというものには苦しめられました。

僕は吃音症という言語障害を抱えていて、
言葉を発すること自体が前はできなかったんです。

会話が物理的にできなかったので、
本当に様々な面で苦労をしました。

 

人並みに生きること自体がかなり難しかったので
何度自分の人生に絶望したか覚えてないんですけど、
それでも自分を変えたいと様々な勉強をする中で
気づいたんですよね。

あれ、もしかして話すことだけがコミュニケーションじゃないのかも?

世の中の多くの人がしているように、
以前の僕は「コミュ力とはしゃべりが全て」みたいな思い込みがあったんですけど
実はそうではないということに気が付いたんです。

自分の話をただ人に押し付けるよりも、
その場の空気を読んで接し方を変えたり
人の話を聞いてあげられる人の方が
よほどコミュ力が高いと言えるし、人からも好かれる。

ということに気が付きました。

 

そこから僕は、他の部分で
「しゃべれない」という弱点をカバーするようにしました。

空気を読む能力、
人の話を聞く力、
ボディランゲージ(立ち振る舞い)

などを磨くようにしたんです。

そうしたら、段々と人から好かれたり、
信頼してもらえるということが増えて行ったんです。

以前は同級生の友達すらまともにいなかったんですけどね。
本当にちょっとしたことで人は変われるんだなと実感したわけですが。

 

コミュ力を構成する重要要素

しゃべりが上手い人はどうしてももてはやされますけど、
必ずしもしゃべりが上手いことで人からは好かれることは無いんですよね。

むしろ、
こいつ、自分だけ話すぎでウザいんだけど・・・
と思われることもあります。

しゃべりが上手くなくても、コミュ力があると思われる人間には絶対になれるんです。

 

そのために必要なことは、個人的に以下の3つが特に重要だと感じています。

・人の話を聞く
・その場の空気を読んでその時に適した行動を取る
・魅力的なボディランゲージを身に着ける

この3つを意識できれば、誰であってもコミュ力を高めることができます。

その3つを身に着けたうえで話す能力も磨いていけば、
怖いものは無くなっていきますよね、冗談抜きで。

コミュ力とは、その人の総合力そのものだから。

それぞれ詳しくお話ししていきたいと思います。

 

コミュ力の重要要素1:人の話を聞く

実は世の中には、「聞き上手」な人って面白いくらいいないんです。

人を気持ちよく話させてあげられる人って、相当に貴重なんですよね。

だから聞き上手な人間になることで、それだけで人から好かれるようになることも可能です。

 

聞く力というものに関しては、下の記事で触れているのでぜひ読んでみてください。

⇒ コミュ症だという人が、何を話せばいいかわからない時に意識するべきこと

 

相手の好きな話をうまく引き出してあげて、
それを一生懸命聞くだけで人から好感を持ってもらえることができます。

 

コミュ力の重要要素2:空気を読む

空気を読む、というのもコミュ力の中では重要な要素です。

これができないとその場の空気を壊してしまったりして
嫌われる可能性が高くなってしまうので。

 

空気を読む、というのはすぐに身に着けられるものではないんですけど
少しずつ身に着けられるスキルだと、僕は思っています。

僕自身が、昔は空気を読むのが非常に苦手だったんです。
人の傷つくことを平気で言ってしまったりとか、
場の空気を壊すようなことをしてしまったり。

 

昔の僕のように空気を読むのが苦手な人はどのようにすれば良いのか、
ということについては下の記事で詳しく書いているので
ぜひ読んでみてください。

⇒ 空気を読むことが苦手な人はコレを絶対に意識しよう!そうすれば周りの反応が変わる!

 

僕はその記事でお話ししていることを意識することで、
空気を読む力を磨いていくことが出来ました。

 

空気を読む力を身に着けるには、
観察する癖」を付けると良いですね。

とにかく、「見る」ようにするんです。

そうすれば自然と空気も読めるようになっていきます。

 

コミュ力の重要要素3:魅力的なボディランゲージ

ボディランゲージと聞くと、

 

ああ、ジェスチャーの事?

 

という答えが多く返ってくるんですけど、ボディランゲージというのは

その人の立ち振る舞いそのもの」を実は言います。

歩き方とか、手足の動かし方、目の動き、声のトーンなど、
それらすべて、ボディランゲージの範疇です。

ボディランゲージはその人の魅力そのものに直結してくる部分なんですね。

 

そして人から好かれる人の多くは、
このボディランゲージを意識できている場合がほとんどです。

俳優さんとかはまず間違いなく、意識していますね。

 

ボディランゲージを磨くには、
それこそ「俳優さん」などを観察するのが一番効果的です。

「あ、この仕草かっこいいなあ」
「なんかすごい落ち着きあるな、この人」

みたいに感じる部分を、自分でもマネしてみるんです。
そして日常生活の中で少しずつ使ってみる。

すると徐々にそのマネが自分の中に沁みついてきて、
「自分の物」になっていくんです。

ボディランゲージが魅力的なものになれば、
面白いくらい周囲の反応も変わってきます。

 

苦手なことがあっても、他の部分でカバーすればいい

コミュ力とは、「総合力」なんですよね。

どれか一つ突出しているだけではダメで、
ある程度バランスよく身に着けていく必要がある。

いくら話がうまくても、
自分だけがマシンガンのように話すだけだと
ウザいと思われて人から嫌われるし。

ただただ空気を読むだけでも、
自分が無い人」みたいに思われる危険があったりとか。

 

まず、自分が苦手なものを考えてみると良いと思います。

人の話を聞くのが苦手なら、
他の部分をまずは磨いていって話を聞くのが苦手なのをカバーする。
それから苦手を克服していくことで、コミュ強になることができますね。

 

コミュニケーションにおける重要要素を最後にもう一度まとめたいと思います。

・話す力
・聞く力
・空気を読む力
・ボディランゲージ

これらを包括的に磨いていったり、苦手な部分を他の部分でカバーすることで
コミュ力を鍛えることが出来るし、社会に求められる人になっていくことができますね。

 

誰でも苦手なことがあって当然なので、
他の部分でカバーをする」という視点をぜひ持ちたいですね。

人から好かれるくらいの人間になら、
誰にでもなることは絶対にできるので。

 

それでは、ありがとうございました!

 

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