2019/11/29

文才がある人とない人の違いって何?文才力の磨き方も解説!

 

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どうもこんにちは、月也です。

文才

という言葉をよく耳にします。

そして、多くの人が「自分には文才がない」ということを言っていますよね。

自分には文才なんてないので、とても・・・

文章を書くということに関しては自信がない人のが多いのか、そういう風に言っている人はホント多いです。

 

今回の記事では、

「文才」

というものについて、話していきたいと思います。

 

文才は生まれつき、本当に選ばれた人にしかないものなのか?と。

 

僕の考えを最初に言ってしまうと、

一番ダメなのは「文才がないということを言い訳にして文章を書かない」ことです。

文章力というものは絶対に誰でも磨けるものなので。

 

そもそも「文才」とはどういう意味なのか?

「文才」を辞書で引いてみると、このような意味があるようです。

文章を巧みに書く才能。文学的才能。

goo辞書より

辞書で書かれている文才の意味合いとしては、「作家のような巧みな文章を書けること」ということなのかなと思います。綺麗な文章、という感じですよね。

 

文才がないと思っている人の大きな勘違い

自分は文才がないと言っている人の多くが勘違いしているのは、「上手な文章」と一口に言っても

綺麗な文章読みやすい文章

この2つが実はあるんです。

 

綺麗な文章というのは、言うなれば小説家のような文章ですよね。言い回しが独特で綺麗というか。

一方で読みやすい文章というのは、誰にでも読みやすくてスイスイ読めるような文章のことです。例えて言うならブロガーの人なんかこちらの文章を書く人が多いですね。

 

それで、前者のような小説家のような綺麗な文章というのは、本当にその人その人の感性が大いに関係してくる部分で、個性がもろに現れてくる部分です。文才というよりも個性」と表現するのが実は正しいんですね。

小説家の独特の個性が出ている文章は他人に真似ができるようなものではなくて、そのことを「文才」という風に表現されていると僕は考えています。

 

そして後者のような文章、「誰にでも読んでもらいやすく、そして面白い」文章というのは実は誰でも練習をすれば書けるようになるんです。そこに文才がない、個性というのは一切関係ないんです。

「自分の思考を人に読んでもらいやすい形で文章に落とし込む」ということであれば、誰でも絶対になれます。

 

遺伝するものなのか?

文才というのは遺伝するんじゃないか?ということが言われていたりしますが、正直関係ないと思います。

プロスポーツ選手とかでも、両親は特にスポーツなどはしていなかったんだけど息子が運動神経が良くてプロにまでなってしまった、という例は多くありますが、そういうのと同じですよね。

 

確かに、両親の気質などを受け継いで文才がある子供が生まれやすくなるということはあるかもしれませんが、そうではなくても文才というものを身につけている人も多くいます。

誰でも、自分の思考を文章に落とし込めるようには絶対になれるので。

ただ、特定の作家さん、例えば村上春樹さんの独特の世界観というものは、ご両親の感性をある程度引き継がれて生まれた、という意味では遺伝したという風に言えるかもしれませんが。

 

生まれつき文才がある人は文章が上手いのか?

上の遺伝というものに関連して、小説家などに対してついつい思ってしまうのが、

生まれつき文才があって、文章を書くのが上手だったんじゃないの?

ということがあると思いますが、そんなことは絶対にないと僕は思います。

誰よりも文章を書いているし、誰よりも自分の思考を文章にどう落とし込むかを常に考えて書いています。だから「上手な文章」が書けるんですね。

 

お笑い芸人が人を笑わせることができるのは、一日中人を笑わせることを考えているからなんですよね。

「どういうことを言ったら笑ってくれるか」
「どういう間を置いた方が良いのか」
「どういうネタを今のみんなは好んでいるんだろうか」

そういうことを常に考えているから、お笑い芸人はお笑い芸人なんですよね。

 

絵を仕事にしている人、漫画家やイラストレーターというのも、最初から絵がある程度上手だった人もいるかもしれませんが、やはり普通の人が絵を描いていない時にも絵を描いているんですよね。

だからスキルがどんどん磨かれていき、さらに絵が上手くなっていって「絵が上手ですね!」という評価を周囲から得ることができる。

進撃の巨人の作者の「諫山創さん」も、最初の頃の巻を読んでみるとわかりますが、正直絵自体は素人目にもそこまで上手とは言えないんですよね。ごちゃごちゃしていて読みにくいと感じる部分もあったり。でも巻数を重ねるごとに絵が綺麗になってきて、諫山さん独特の世界観が出来上がってきていると感じますよね。

 

文才がある人は毎日文章を書いている

それは文才があると言われている人も絶対に同じで、めちゃくちゃ毎日文章を書いているんです。

僕自身、今はライターの仕事をしているんですけど、毎日5000文字くらいはやっぱり書いてますからね。5000文字というと、僕が大学時代書いていたレポートよりも全然多い文章量です。それを毎日書いていると考えると、ちょっと自分で末恐ろしくなりますけどね笑

文章を生業にしている人は、絶対にそのくらい毎日書いているはずです。だから文章が上手くなるし、文才があるねと周りからも言われるんです。

 

文才が生まれつきかと言われると、僕はそれは正しくないと思います。

そもそも文才の定義自体が曖昧だし、文章が綺麗だったり上手な人はそれ相応の文章量を毎日書いてますよね。筋トレと同じです、ほんと。

 

文才がある人に負けないくらい文章を上手くなることはできるか?

文才がある人に負けないくらいに文章が上手くなることは、これはもう断言できるんですけど「誰でも絶対になれます

文章お上手ですね!

文才がありますね!

と言ってもらえるくらいに文章を上手くなることは絶対にできる。

 

僕自身、上でも少し触れましたけど現在はライターの仕事をして収入を得ることができています。
それだけで十分生活ができるレベルの収入を得られるくらいにはなってきました。

じゃあ僕は始めから文章がうまかったかというと、とてもじゃないけどうまいとは言えませんでした。今文章を書くことを仕事にできているのが不思議なくらいに下手だった。

 

小学2年の時に遠足の感想文を先生に提出したことがあったんですけど、その時に先生に

途中で話の流れが大きく変わってしまって残念でした。次はもう少しお話しの流れに気をつけましょう

と言われるくらい、文章の構成力もなかった人間です。

みんなが作文用紙1枚分は平気で文章を書いている中、僕は頭をなんとかひねって「作文用紙半分」書くのが精一杯なくらい、長文を書くのも苦手だったんです。

間違いなく、文章は下手でした。

そんな文才がない人間でもライターとしてお金を頂くくらいにはなれたし、読んだ人から「すごい読みやすいですね!」「文章上手ですよね」と言ってもらえるくらいには文章力は磨くことができました。

 

文章に関しては「反復練習」が全てだと思います、ホント。頭で考えていることをどのように文章で表現するかは、訓練で磨くことができます。

慣れてくると、考えをうまく文章化できないという人でも息を吐くように、言葉を話すように文章を書けるようにはなれますね。

 

ブログを始めるべき

文才がないと思ってるけど、でも文章を上手くなりたい!文才が欲しい!

そんな人も多いと思うんですけど、そんな人におすすめなのは「ブログを始める」ということ。
ブログでとにかく文章を書くのに慣れる、ということが大切です。

 

ブログの何が良いって、「読み手がいること」なんですよね。

最初はとにかく自分の書きたいように書いていって大丈夫なんですけど、ブログを続けていくうちに「読み手」を考えて文章を書けるようになっていきます。

最初はとにかく考えていることを文章にするのに必死だったのが、読み手のことを考える余裕が生まれてくる。

読み手を考えられるようになると、一気に文章って上手くなるんです。

わかりやすい例えで言うと、「恋をしている女性」のような感じになるんですよね。

恋をした女性というのは、好きな男性に振り向いてもらうために、ファッションに磨きをかけたり、化粧や髪型などに気をつけてとにかく「自分を綺麗にしよう」という気持ちが強まります。

よく「恋をしている女性は綺麗になる」ということが言われたりしますけど、あれと文章というのは近いなと僕は感じてて。人の目があるからこそ、言い回しなども気をつけるし、文章の見せ方を考えながら文章を書くことができる。

そういう風に文章を書くことを続けると、1年経ったくらいになると自分でも実感できるくらい文章が上手くなっていることに気がつけます。

文才がないと自分で言っていたのに、人に文章が上手ですねと言われるくらいにはなれるんですね。

 

ブログの始め方については下の記事で触れているので、まずは文才力を鍛えたいという人はブログを開設して始めてみてください。

ブログ自体もかなり面白くて、もうブログを書くのが生きがいになったりするくらい、ハマる人はハマりますよね。そうなったら、ブログを書くことを仕事にできるくらいにもなれますからね。

 

文才力をつけたいならコピーライティングを学ぶべき

ブログを書くのと同時進行で、ぜひ文才力をつけたいなら学んでもらいたいことがあります。

何かと言うと「コピーライティング」というものなんですね。

 

コピーライティングと聞くと多くの人が思い浮かべるのが、糸井重里さんが書くような『もののけ姫』の「生きろ。」とか、店舗や映画などのコピーをイメージするかもしれませんが、実は「文章を書くこと」そのものにコピーライティングというものは大きく関わってきます

例えばテレビ番組などで、息子が両親にこれまでの感謝の言葉を手紙にしたためてそれを渡して、両親が涙を流して感動する、といった場面が流れたりしますけど、あれというのも「コピーライティング」なんです。

その息子さん本人はコピーは全く意識せずに手紙を書いているんですけど、両親への感謝の念を思い描きながら手紙を書くことで、自然とコピーライティングを意識した文章になっているんですね。

 

コピーライティングというのはいわば、

人の感情を動かす

そんな文章のことを言います。

人の感情を動かすということなので、文才力というものにも大いに関連してくる部分なんですね。コピーライティングを学んだ上で文章を書くことで、多くの人に読んでもらえて、心を動かせるような文章が書けるようになります。

ブログ運営にも大きく関わってきて、おそらくトップブロガーと言われる人たちのほとんどはこのコピーライティングを学んでいるはずです。

僕自身、ブログを始める前からコピーライティングについては学んでいました。その土台があるから、文才力というものは生まれつき無くても文章が上手くなれた、という面は正直あったかもしれません。

人を惹きつけるような文章を書けるようになれれば、当然ブログにも人が集まるようになるし、ブログのみで生活できるくらいの収入は得られます。

 

そのコピーライティングについてわかりやすく、そして実践的な部分に至るまで学べる本があるのでここでご紹介します。

少し高いんですけど、書籍代なんてすぐに回収できるくらいの価値は間違いなくあります。

現代広告の心理技術101」という本で、僕自身これで学んだし、一番包括的にコピーライティングを学べる本なので、ぜひ読んでみてください。

現代広告の心理技術101でコピーライティングを学んでみる

 

文才が欲しいという人がやるべきこと

これまで文才というものについて話してきましたが、確かに始めから綺麗な文章を書ける人もいるかもしれませんが、文才が欲しい場合は文章を書くということをしていくことで、絶対に誰でも文才があると言われるくらいにはなることができます。

 

そのためにおすすめなのが「ブログを書くこと」なんですね。

読み手のことを考えて文章を書いていくことで、自然と言い回しなどにも気を使った文章を抱えるようになっていき、文才がない人でも上手な文章を書けるようになります。

僕自身がそうだったので。

 

また、文才が欲しいという人にぜひ学んでもらいたいのが「コピーライティング」というもの。

コピーライティングを学ぶことで「人の感情を動かす文章」が書けるようになるので、多くの人に読んでもらえるような文章を書くことができるようになります。

文章を仕事にできるレベルに上達させることも可能だし、ブログだけで食べていけるくらいにもなることができます。

僕もコピーライティングを学ぶことで、ライターとして仕事を得られるくらいにはなれたので、あなたも絶対に望めばそのようになれますね。

 

 

一番ダメなのは、

文才がないことを言い訳にして文章を書くことから逃げる

ということです。

これまで話してきた通り、書けば書くだけ文章って上手くなるんです。
そして、「その人その人の味」というものが文章に現れるようになります。

自分だけにしか書けない文章」が書けるようになるんですね。

小説家さんとかも人によってかなり文章に癖が出たりしますけど、それぞれに味ってやっぱりあって。
漫画家さんとかも人によって全く絵柄って違うじゃないですか。それは作家さん、文章においても同じで。

 

僕は文章というのは「指紋」だと思っています。

それぞれ形が違って、別に優劣などは一切ない。

もちろん研鑽は必要ですけど、研鑽した上での文章には優劣はつけられない、ということです。個性が出てくる部分ですからね。

 

この記事が、文章を書くということのきっかけになれば嬉しいです。

文章で自分の考えなどを表現できるようになると、本当に生きるのが楽しくなってくるので。たまに溜まった不満を文章化することで、気持ちがスカッとしたり共感を得られたりということもあったりして笑

一番文才力をつけるのにやりやすいのはブログだと思うので、とにかく「自分の考えを文章化する」ということを始めると、文才を鍛えることもできるし、僕みたいにライターとして生きられるようになるなど、そこから思いもよらない展開になっていくかもしれません。

 

それではありがとうございました!

 

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