無口を直したい!という人が話し上手になるために必要な事とは?
こんにちは、月也です。
先日、こんな記事を書きました。
その記事内で触れているですけど、
無口だと得することって実は結構あるんですね。
ネガティブな面が強調されがちですけど、
実はそんなことは決してありません。
ただ、それでも
「無口を直したい!」
という願いを持っている人も多いと思うんです。
「色んな人と会話で盛り上がりたい!!」
こんな風に思っている人は多いんじゃないかなと。
そこで今回の記事では、
「無口な人が話し上手になるために意識すべきこと」
ということについてお話ししていきます。
もちろん、いきなり無口から饒舌に!
ということはかなり難しいんですけど、
少しずつ会話を好きになり、上手になっていくことは誰でも可能です。
吃音(きつおん)があり、会話というものに人一倍悩んだ僕だからこそ、
会話をうまくなるのに必要なことがかなり見えてきたんですよね。
練習をしていけば、無口も直せるし話し上手になれます。
目次
無口を直す方法1:質問力を身に着ける
僕は会話の中で最重要だと考えている要素があるんですが、
「質問力」
というものを身に着けると、どんな人相手でも
会話を盛り上げることができるようになります。
質問力というのは簡単に説明すると、
「相手の”好き”を引き出す」
というイメージですね。
様々な質問を駆使して相手の趣味趣向を引きだして、
それに沿った話をしていく。
そうすれば自然と会話も盛り上がります。
会話が苦手な人は自分のことばかり話してしまう
会話が苦手な人はとにかく
「自分の好きな事ばかりを話そうとしてしまう」
んですよね。
相手としてはそんな話を聞いても面白くないし、
会話が盛り上がることも無いんです。
よくあるイメージで、
「オタクの人が自分の好きなことを超早口でしゃべる」
みたいなものがありますけど、ああいうのは最悪なわけです。
自分の好きなことを話すのではなくて、こちらがまずは
「相手の好きなことについての話を聞いてあげるんです」
それをできる人って本当に少ないし、
相手も心を開いてくれるようになるんですね。
質問力というものに関してはこの記事で詳しくお話ししているので、
ぜひそちらの記事も合わせて読んでみてください。
⇒ コミュ症な人でも必ず良好な人間関係を築ける「ある会話術」
無口の人でもやりやすいのは、
「相手の好きなことを質問で引き出してあげる」
ということですね。
相手も自分の好きなことを話せるし、
こちらも無理して自分から話す必要が無いから
まさに「WIN-WIN」と言えます。
無口を直す方法2:無理に話そうとしない
会話でとにかく大事なのは、
「無理に話そうとしない」
ということです。
多くの人は、会話を盛り上げようと「無理に話そう」としてしまうんです。
“間”が生まれてしまうのを防ぐために、
無理やり話す内容をひねり出して話してしまう。
ただ、無理して出した話題というのは
大抵の場合「盛り上がらない」ことがほとんどなんですよね。
苦肉の策で、「最近マジで熱いっすよね!笑」とかって言っても、
「そうですねー」という風に返されて終わってしまったりとか。
間を埋め合わせようとすると、うまく行かないことが多いです。
“間”は決して怖くない
でもそもそもの話として、
「”間”って怖いものでもなんでもない」
んですよね、実は。
むしろ、コミュニケーションの質を上げてくれる
「スパイス」の役割を果たしてくれることもあるんです。
“間”の使い方が非常にうまいのが、
「お笑い芸人」の人たちです。
間が生まれた時って、風船が膨らむように
その空間全体がものすごく「緊張」するんですけど、
その風船に適切に針を突き刺すのが芸人は非常にうまい。
例えばちょっとした「ツッコミ」をするとか、
一言面白いことを言う、とかですね。
膨れ上がった風船にお笑い芸人が針を突き刺すことで、
緊張感が一気に解放されて、そこで笑いが生まれます。
お笑い芸人並みに間を使いこなすのは難しくても、
“間を恐れずにいる”ということだったら誰でもできると思うんです。
必要以上に恐れるから焦ってしまったり、
会話に対する苦手意識が生まれてしまうので。
それにマシンガン並みに相手と会話したところで、
そこまで深いコミュニケーションって実はできないんですよね。
“間を許容できる関係”でないと、本当に仲が良いとは言えないと僕は感じています。
会話を続けることでしか維持できない関係は、
ある意味で薄っぺらいですよね。
無理に話そうとすると盛り上がるどころか
むしろその場が冷めたりしてしまうので、
「無理に話そうとしない」
というのは非常に重要です。
僕もこのことを意識できるようになってから
会話に対する苦手意識が相当薄れたし、
会話が苦痛ではなくなりました。
「別に、無理して話さなくても良いんだ」
このことに気が付ければ、本当に楽になりますよ。
無口を直す方法3:声をかけられると相手はうれしい
無口な人は、人に話しかけるということに対して
抵抗がある場合が多いと思うんです。
(自分なんかが話しかけてしまって迷惑じゃないだろうか・・・?)
(つまらない思いをさせてしまうんじゃないだろうか・・・?)
こんな風に感じてしまうと思うんですね。
これは僕自身が本当にそうだったんです。
自分なんかが人に対して話しかけたら
その人に迷惑だ、とかって思い込んでいたし、
常に自分を押し隠していたように感じます。
でも、そうじゃないんですよね。
人から話しかけられて、そうそう迷惑とは人は感じないんです。
むしろ「うれしい」と感じることの方が多い。
例えば、ちょっとした「挨拶」をするとか。
最近挨拶ができない人が増えている、という話をよく聞きますけど
その裏には
「人にどう話しかけたらいいかわからない」
「もしかしたら相手は迷惑に感じるかもしれない」
そういう心理から挨拶ができない、
という人もいると思うんですね。
でも、あいさつをされて迷惑だなんて感じる人はほとんどいないし、
多くの人はあいさつをすればちゃんと挨拶を返してくれます。
そこで気が付けるんですよね。
(ああ、自分から話しかけても別に迷惑とかではないんだな)
ということに。
人に話しかけるのが苦手という人は、
まず人に対して積極的に「あいさつ」をしてみるといいかもしれません。
同じマンションの人には「おはようございます」「こんばんは」という風に
自分から積極的に挨拶するようにするとか。
あとはコンビニの店員さんに接客してもらった時に、
「ありがとうございます」と礼をしてみたり。
そういうことが自然に出来るようになってくると、
人に話しかけるのもそこまで抵抗を感じなくなってくるんですね。
まあ中には「はなしかけてくんじゃねー」みたいな態度を取られる場合もありますけど、
そういう場合は「その人とは相性が悪かったんだな」と思って
また次に進めばOKです。
あとはよほど変な話しかけ方をすると
相手は引いてしまうかもしれないんですが笑
急に込み入ったことを話したりすると、
相手は引いてしまいますよね。
ではなくて、まずはあいさつといった軽いところから
自分から意識して話しかけるようにしてみる。
それをキッカケにその人と会話が生まれて仲良くなれるかもしれないし、
人に話しかけることに慣れていって自然と無口も直っていきます。
無口は直そうと思えば直せる
無口は「直せる」と僕は強く確信しています。
明るい人が無口になるというケースもあるわけなので、
逆のケースも全然あるんですよね。
僕自身、昔はマジで一言も話さなかったんです。
高校時代なんか、冗談抜きで在学中に人と会話をしたのなんて
指折りで数えられるくらいしかなかったですからね。
僕以上に無口な奴は、人生で一人二人くらいしか見たことがありません。
そんな僕でも今では普通に人と会話できるようになったし、
自分から人に話しかけられるようにもなっていきました。
なのであなたも、無口を直したいと今もし願っているんだとしたら
絶対に直すことはできるし、話し上手になれますね。
そのために、今回お話ししたことをぜひ少しずつで良いので
毎日の生活の中で試してみてください。
それらを最後にもう一度まとめると、
1、質問力を磨く
2、”間”を恐れない
3、人に話しかけるのは迷惑ではない
一歩ずつ、話すのが好きになれるし、
話し上手になっていけるはずです。
それでは、ありがとうございました!
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