感受性とは?豊かだとどんなメリットがあるのか

 

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どうもこんにちは、月也です。

感受性という言葉はよく目にもするし、耳にもしますよね。

感受性が豊かということを聞いたときに、良いイメージもあれば正直「悪いイメージ」もあると思うんです。

(なんか感受性が強いと色々考えすぎて生きにくいだろうな)

あとは外からの刺激を強く受けすぎて、精神的に疲弊してしまうんじゃないか、とか色々ですね。

 

そこで今回は、

感受性とはどういう意味なのか?

感受性が豊かだと本当に生きづらいのか?

ということで話していきたいと思います。

 

僕自身、自分で言うのもアレですが感受性が高い方で、人の表情とか感情にものすごい敏感なんですね。近くに機嫌が悪い人がいた日には、もう胃に穴が空くくらい嫌な気持ちになってきます笑。

ですが、感受性が豊かであることで「享受できたメリット」もあったなと今では強く感じられるんですね。むしろ得したと感じることの方が多いくらいで。

感受性を強くする方法などにも触れていくので、感受性が強いと言う人も弱いと言う人も、ぜひ読み進めてみてください。

 

感受性とはどういう意味か?

感受性とは何か?
いつも使わせていただいているgoo辞書を見るとこういう意味があるそうです。

外界の刺激や印象を感じ取ることができる働き。

goo辞書より

いつも使われる意味合いと変わらないですよね。

人間関係において感受性が強いとかって言われたりしますけど、外の世界のいろいろなことからの刺激に敏感、そういう意味合いになってきます。

例えば人間関係なら、相手の表情からその感情を敏感に察知したりとか、その場の雰囲気や空気を読めたり。

 

その他なら、山に登った時に

(空気が美味しいなー!)
(心が洗われる!)

みたいに感じられたり、そういった意味ですね。

 

感受性豊かな人のメリット

感受性が豊かであるということには、かなり多くのメリットがあると僕は感じています。

冒頭でも話しましたが、僕自身感受性、特に人間関係においての感受性は強い方だと自分で思っています。空気を読めすぎて色々遠慮してしまったりとか笑。

感受性が豊かだともし自分で感じられている場合は、これから話すメリットを享受できる可能性が高いので、ぜひ参考にしてもらいたいですね。

デメリットよりもメリットの方が絶対に大きいんで。

 

メリット1:空気が読める

感受性が豊かだと、人の表情から(この人は今どんなことを考えているんだろうか・・・)といったことにすごい敏感になるんですよね。

だからものすごい「空気が読める」ようになる。

ここでこんなこと言ったらマズそうだな・・・

ここでこれを言ったら場が少し和むかも!

この人にはこういう風に接した方が良いな・・・

本当に、良い意味で「空気のように立ち回れるようになる」ので、どの環境にいてもある程度馴染めるようになるんですね。まあもちろん中にはクソほど相性が悪いような人もいるんですけど、確実に馴染める確率は上がってくる。

 

どこでも馴染めるって、すごい才能なんですよね。人間関係で病んだり、職場で対立するなどして職場を変えざるを得なくなるような人もいる中で、そういった心配をしなくて済むというのはかなり生きやすいです。

 

メリット2:人に優しくなれる

空気を読むと関連してくるかもしれませんが、感受性が豊かだと人に優しくなれるんです。

なんでかというと、「人の痛みを理解できるようになる」から。

 

感受性が豊かだと、自分自身が傷つくこともやっぱり増えてくるんです。
人のささいな言葉で傷つけられたりとか、そういうことがあるんですね。

僕自身大学時代、当人はただ思ったことを言っただけだと思うんですけど、その一言で人生で一番と言っても過言では無いくらい心に「グサッ」と来た事があったんです。それ以降そいつが嫌いでしょうがなかったんですけどね笑。

「些細な事で人を傷つけてしまうこともある」
そのことを感受性が豊かな人は経験から理解していることが多いと思うので、本当に優しくなれるんです。

海援隊の『贈る言葉』でそのようなフレーズがありますけど、自分が経験したことだからこそ親身になれるし、真剣にもなれます。

 

そして人に優しく接せられると、当然ですけど人から好かれたりとか、信頼してもらえたりなど人間関係もうまくいくようになります。人間関係で悩むようなことは、かなり少なくなりますね。

 

痛みを知らない人は、人の痛みを理解することもできないんです。

痛みを知るからこそ人に優しくなれるというのは、感受性が豊かな人の大きな長所ですね。

 

感受性が強いと生きづらい面もある

ただ感受性が豊かな人には「欠点」もあって、

相手のことを考えすぎてしまう

という面もあるんです。
相手を気遣うあまり自分自身が消耗してしまう、ということこも起こり得るんですね。

 

おそらくそういう面で苦しんでいて、

感受性が強いと生きづらい・・・

と感じてしまっている人も正直多いと思います。

 

でもこれまで話してきたように、感受性が豊かだと人に優しくなれたり、人間関係がうまくいきやすいなどの長所もあるんですね。

なのでその長所を消そうとしてしまうのは非常にもったいないことなんです。

 

感受性が豊かなまま生きやすくなるにはどうすればいいのか?

僕は感受性が強い人は「NO」と言う勇気を持つべきだと感じています。

相手の気持ちを考えてしまうがあまり、「断れない」人って多いと思うんですね。
断られた時の相手の立場になって考えてしまって、嫌なお願いであっても思わず受けてしまったりとか。

そういうことを続けていると、どんどん自分の中で不満が溜まっていってしまって
(なんで自分はこんなに人に甘いんだろう・・・)
みたいに自分を追い込むことに繋がりかねないんです。

そこで、「NO」と言う勇気を持つということが大切になってきます。

 

いや、でもなかなか断れなくて・・・

そういう声も聞こえてきそうなんですけど、どれだけ感受性が強かったとしてもちゃんときっぱりNOと言えるようにはなれます。

僕自身がもともとNOと全く言えない人間だったから、それを強く言えるんですよね。

 

方法1:長期的に考える

じゃあ「NO」と言えるようになるにはどうすればいいかというと、まず一つ目の方法は

長期的に物事を考える」ということをすると良いです。

 

どういうことかというと、もし自分は「NO」と言えずに頼み事を聴き続けていたら、自分の手が空かなくなって新しい頼み事を聞けなくなってしまいますよね。

それは結果的に、「周りの人たちの不利益につながる」と考えるようにするんです。

ここでこの頼み事を聞いてしまうと、いつ手が空くかわからなくなって頼み事を聞けないから、断るようにしよう・・・

自分の中で、断る正当な理由づけをすることができるわけです。特にストレスを抱えることなく、「NO」と言えるようになるんですね。

 

方法2:一度断って終わる関係なら必要ないと考える

また、もう一つ考えるべきなのは、

一度断られた程度で終わる関係なら長く続ける必要はない

ということ。

本当に自分のことを信頼してくれたり、仲が良いと思ってくれている人は、もし頼み事を断ったりしてもそこで嫌いになったりはしないんですよね。

むしろこちらの人間性を理解してくれているので、肯定的に捉えてすらくれます。

 

そこでもし何か小言を言われたり、あからさまに不機嫌な態度を取られるようだったらその人は「その程度」の人間だし、あなたが関係を構築するのに値しない人間なので、さっさと縁を切った方があなた自身のためになります。

労力などを吸い取られるだけで、本当に良いことが何一つないので。

 

頼み事などを断ったときに、初めてその相手との関係を如実に実感することができるんですね。

断ってもいつも通り接してくれるような人とはこれからも付き合っていった方がいいし、
そこで不機嫌な態度を取られるようなら、その人との関係は見直した方が良いかもしれない。

人間関係をふるいにかけられる」ようなイメージです。

そういった視点で考えられるようになると、無理をせずに振る舞えるようになりますよね。

 

僕も最近は、無理なものはどれだけお世話になっている人であろうが断るようにしています。
「すみません、今少し手が空いていないもので・・・」と。

ただ大抵はそこで何か言われるようなことはなくて、受け入れてもらえるんですよね。

 

なんでも相手の言うことを聞くようにするんじゃなくて、「助け合う」ようなイメージを持っておくと、楽に生きられるようになると思います。この人は今助けが必要みたいだから、自分が助けになってあげよう、と。

何でもかんでも聞いてしまっていると、大切な人が本当に困っているときに助けてあげられなくなる恐れがありますからね。

 

断る勇気を持つ

というのは感受性が強い人は絶対に持つべきです。

 

感受性が弱い人が強くなるには?

感受性が弱い人が感受性を豊かにするにはどうすればいいのか、と言うことにも触れていきたいんですけど、僕はどんな人でも感受性を強くすることはできると考えています。

 

というか僕自身もともと感受性が豊かな方ではなかったんですよね。
どちらかというと自分本位な部分はありました。相手の気持ちを考えずに、相手の心を抉るようなことを言ってしまったことも子供の頃は正直あります。

じゃあ僕がなんで感受性が豊かになり、空気を読めるような人間になれたかというと、「人の話を聞く」ようにしてたんです。自分が話すのではなくて、なるべく聞く側に徹するようにしていました。

まあ僕の場合は吃音(きつおん)という言語障害を持っていた影響で、話すということが物理的に難しかったんですよね。

その怪我の功名かわかりませんが、常に人の話を聞いたり表情を見ている中で、少しずつ空気を読めるようになり、相手の表情から今どんなことを考えているんだろう?といったことを読み取れるようになっていきました。

観察眼」というものが身につきましたよね。

 

普通は、そこまで「相手に注目する」ということってないと思うんです。

(何話そうかな~)とか考えながら相手の話を聞いていたりして、相手に全フォーカスをするということがなかったりして。

でもそこで自分を出すということを抑えて、相手にとにかく「全フォーカス」するようにする

この人はこんな話をよくするんだな

こういう表情をする人なんだな

自分の話をするのが好きな人なんだな

こういう仕草をするのか・・・

という風に、話を聞いて相槌を打ちつつ相手に全ての意識を向けるようにしてみるんです。

そうすると、こういう時はどういう接し方をすればいいかとか、こういう相手にはどう振る舞えばいいか、といったことが見えてくるんです。

それはつまり空気が読めるようになる、「感受性が強くなる、豊かになる」ということですよね。

 

感受性は自分の意識次第で実はいくらでも豊かにすることができます。

海とかに行った時も、何も考えずにとにかく「その場の空気」に触れるようにしてみてください。こんな音が聞こえるなーとか、雲があそこまで高くなっている、波ってここまで押し寄せるんだ、海水ってこんな冷たいんだな、などなど。

 

内ではなくて「外」に意識を向けるようにすることで、少しずつ感受性が豊かになっていくし、自分本位ではなくて相手の気持ちを考えて行動できるような人間になっていくことができますね。

 

感受性が今の時代こそ必要

感受性というものは、人に多くのメリットをもたらしてくれるものです。

その最たる例が「空気が読めるようになる」ということ。
空気が読めるようになると、どんな環境に行っても敵をむやみに作らずに馴染んでいくことができるようになります。

あとは信頼してもらえたりとか、頼られるようにもなりますよね。「どんな人にも適切な態度を取れる人だ」という風に思ってもらえるから、新しい人を紹介してもらえやすくもなったりします。

 

クリエイティビティ」も上がるのかなと思いますよね。

色々なものを感じられるからこそ、あらゆることから刺激を受けることができて、創作意欲が刺激される。そういった面もあるんではないかと。

 

ただ感受性が強いと「NO」と言いづらくなって、それが生きづらさにつながってしまうという面も正直あります。
そんな時は上の方で話したことをぜひ意識するようにしてみてください。ストレスなく「NO」が言えるようになっていくはずです。

 

今の時代ってスマホなど「無機質なコミュニケーション」が多いからこそ、感受性を豊かに生きていきたいですよね。

なんか感受性を失うと、人間らしさも少しずつ失われてしまうんじゃないかと僕は感じるので。

「感じることができる」というのが人間の大きな特徴であり、長所でもありますからね。

 

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