人に騙された、裏切られた時にどうすれば心を切り替えられるか?

 

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どうもこんにちは、月也です。

人に騙される時ってありますよね。

特に「今まで信じていた人」に騙されたり裏切られたりした時は、人間不信になるほどに落ち込みます。

 

僕は以前、信頼している人に裏切られてかなり損をしたことがあります。

その人を信じて、その人が運営に携わっている投資案件にお金を投じたわけですが、半年くらいでその投資案件自体がストップしてしまい、投資した額はほとんど回収できないまま闇の中です。

投資に関して完全に無知だった僕も悪かったんですけど、それでもやはりショックでした。
そんな不安定な案件に勧誘していたのか、と。

 

今回は、人に騙された、裏切られた時の心の持ちようについて、話していきます。

 

相手に怒りを向けても意味がない

 

人に騙された時って、どうしても「騙した相手に対して恨みや怒り」を持ってしまいますよね。

 

あのゴミ野郎が。地獄に落ちろカス!!!

 

言葉に出さないまでも、その怒りや落胆というのはそうそう消えるものではないです。

ただそこで相手のことを責めても正直何にもならないんです。自分が怒りの感情に振り回されるだけなんですよね。

人って、こちらがどうこう言っても変わるものじゃないから。

子育てをイメージしてもらうと非常にわかりやすいですけど、子供って「勉強しろ!」と言っても勉強しないじゃないですか。
僕はそのタイプで、やりたいときにやる、という感じでした笑

 

人って他人から言われても行動や考え方は変えなくて、「自分から変わろう」としない限り変わることはありません。
あなたを騙した人物にどれだけ罵詈雑言を吐いたとしても、その人物が行動を改めるのはその人次第なんですよね。

相手を恨んでばかりいると、自分が消耗するばかりで良いことが実はほとんどありません。

 

そいつをとにかく忘れるのが大事

 

人に騙されたときに一番良い対処法は、

そいつのことを忘れる

ということです。

もう忘却の彼方にその人間を葬り去る。それが一番建設的なんですよね。

 

僕は冒頭で話した人間については、もう何も考えないようにしています。
ああいう人間は絶対にまたやらかして地獄に落ちるだろうから、俺はもう関係ない、みたいに。

僕が受けたのは投資詐欺な訳ですけど、裁判を起こそうにもそういう詐欺って勝訴を勝ち取るのがかなり難しくて、裁判をやるにもお金がかかるしで正直どうすることができないというのが実情で。

相手のことを恨みつづけてもお金が返ってくることは100%ないし、だったらもう割り切った方が良いなという風に考えるようにしました。

騙した人間を恨んでいる時間を、例えば投資の勉強などに充てればもう騙されることもなくなるし、この先の人生においてチャンスも増えますからね。

 

騙された人物を反面教師にする

 

もう一つ有効な対策が、

そいつを反面教師にする

ということ。

自分は絶対にあいつと同じようなことはしない!

このように考えるようにすると、気持ちも切り替えられたりします。

 

僕は投資詐欺に遭ったことで、もう痛いほど詐欺被害者の気持ちが理解できたんです。

それは本当に良い勉強になったし、とにかく「相手のことを第一に考えることが、先につながるな」ということが身にしみてわかったんですよね。

詐欺を働けば確かに短期的に利益は得られるわけですが、相手との関係はその時点で断絶されるわけで、結果的に真っ当にやってる人が最終的に勝つ、そのことが本当に心の底で理解できました。

 

人を騙したり平気で裏切るような奴って、結局は自分の利益であったり「目の前」しか見えてないんですよね。「浅はか」な人間なんです。

そういう人間と縁が切れて逆に良かったと思うくらいでいた方が気持ちも切り替えられるし、今後の自分の人生の糧にもなりますね。

 

怒りを抑える2つのテクニック

 

ただどうしても怒りが抑えられない時も正直あると思います。

怒りに振り回されて、何か事件を起こしてしまう人もいるくらい怒りという感情はときに人を変えてしまうわけですが、実は結構簡単に怒りって抑えることができるんですね。

どれだけ根深い怒りも、コントロールできる方法というのがあるんです。

その方法について、ここからはご紹介していきます。

 

そこまで大きくない怒りを抑える方法

まず「そこまで大きくない怒りを抑える場合」。

まあ少しイライラする程度とか、ムカっとするときですね。

そういう時は、「深呼吸」をすることで怒りを鎮めることができます。

(は?そんなの当たり前だろ)みたいに思われるかもしれませんけど笑。
重要なのは深呼吸をしている時の「イメージ」で、深く息を吸って吐くときに、「怒」という漢字の集合体の煙を吐いているところをイメージするんです。

自分の心の中にあるヘドロのようになっている怒りを、煙として吐くイメージをする。

この画像のように煙を吐いているようなイメージをして、その煙は「怒」という感じの集合体と考えます。

 

「いやいやそんなことで怒りが収まるわけないでしょ」

と思われるかもしれませんけど、これがかなり効果があるんですね。

僕は無性にイライラする時はこのテクニックを使うんですけど、怒りをすぐに鎮めることができるんですよね。

これは実際に自分でやってみた方が早いので、ぜひ実践してみてください。

 

相手に殺意が湧くほど大きな怒りの場合

上のテクニックは「比較的小さい怒り」の時に有効なものなんですけど、時に殺意が湧くくらいに人に対して怒りを覚えることもあると思います。

家にあるものを投げたり壊してしまうくらい、どうしようもない怒りに襲われる時ってありますよね。

そういう時は

ノートにその感情をぶつけてください

ペンを持って、ノートに思いつく限りの罵詈雑言を怒りとともに書きなぐっていくんです。

誰にも見せるものではないので、もうこの世のものとは思えないくらい悪意に満ちたことを書いていって全然大丈夫です笑

一通り怒りを書きなぐったら、そのページをくしゃくしゃにしてシンクなどで燃やしてしまうんです。

他のものに燃え移るのを注意して、それを燃やしてしまってください。

すると、めちゃくちゃ心がスッキリするんですね。
心の中の怒りの感情が一気に解消されて、開放感に満たされるというか。

 

怒りの感情というのは、自分の中で消化するのはかなり難しいんですよね。
そういう風にして「適切な出し方」を知っておくことで、怒りの感情に振り回されることがなくなります。
もし信頼している人に騙されたり裏切られるようなことがあっても、また前を向けるようになりますね。

 

人を騙せる人間は、それがその人の”本質”

人を騙したり裏切るというのは、もうその人の「本質」なんです。

それまではいくら仲が良かったり外面が良かったとしても、そいつの本質の部分では人を全く信用していなかったり、自分のことしか考えていない自己中だった、ということなんですよね。

(あ、なるほど。こいつは人を平気で騙せたり裏切れる人間なんだな)

長い付き合いになる前にそのことに気がつけるというのはある意味でラッキーです。
何十年の付き合いになった時に急にそういうことをされたら、ダメージはやっぱり大きくなりますからね。

 

そういう人間もやっぱりどうしてもいるんですけど、自分だけは人を騙すようなことは絶対にしたくないですよね。
その姿勢は間違いなく周りの人にも伝わるし、結果的に得をするのは誠実に生きられる人だと僕は強く考えています。

それではありがとうございました!

 

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