2018/04/05

完璧主義を治すべき理由(2)/理想と現実のギャップに苦しめられる

 

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どうも月也です。

 

前回、

完璧主義は絶対に治すべき!

ということについて書きました。

 

完璧を求めすぎてしまうと行動できなくなったり、
失敗を極度に恐れるようになったりしてしまうということですね。

⇒ 完璧主義な人は完璧主義を止めた方が絶対いいですよ!さもないと・・・

 

単純に生きづらいですよね。
完璧主義だと。

 

 

で、ですよ。

ぶっちゃけそれ以外にも「完璧主義の弊害」というものがあるんですよ。

正直僕としてはこっちの方がヤバいんじゃないかなと感じるくらいの、
そんなバカでかい弊害というものがあって。

 

僕はもともと完璧主義な方だったんですけど、
それで大分昔苦しむことになってしまいました。

完璧主義でなければそこまで苦しむことは無かったと思うんですけど、
それが原因で本当に自分を極限まで追い込むことになってしまった。

本当に危険な弊害ですね。

 

ではその「完璧主義の弊害」とは何なのかというと、

自分の弱点を受け入れられなくなる

ということなんですよ。

これがもう想像以上に自分を苦しめることになってしまう、
そんな悪魔にも似た弊害なんです。

 

 

 

弱点がない人間なんてありえない

 

以前以下の記事でも書いたことなんですが、

⇒ 劣等感が強い人が知るべきある「人間の事実」とは?。その事実が劣等感を克服させる

 

世の中には「完璧な人間」なんて存在しないし、
弱点が一つもない人もやっぱりいないということなんですよね。

もしいたとしたら、それは未来からタイムマシンかなんかに乗ってきた
未来人かなんかだと思います(笑)

絶対に「あり得ないんですよね
何の弱点もないなんてことは。

 

 

ただ完璧主義的な考え方を持ってしまっていると、

その自分の弱点を「受け入れられなくなる」わけです。

 

完璧主義だと、自分自身にもやぱり完璧を求めてしまうんですよね。

こんな自分はあり得ない!

何で自分はこんなこともできないんだ!

弱点はすべて潰していかなければならない!

とか。

でもそれだと当然だけど苦しくなってくる。

 

 

弱点を受け入れられないとどうなるのか?

 

そもそも弱点を完璧になくすことなんて無理なんですよね。

 

例えば脚が短いことを悩んでいるんだとしたら、
それってどうしようもないわけじゃないですか。

現代技術じゃ、脚を長くするなんてことは不可能なわけで。

 

顔が大きいということで悩んでいる場合も同じで、
美容整形を受けて少し顎を削るくらいしか
対処のしようがないわけじゃないですか。

生まれつき小顔の人のように小顔になるのは、
やっぱり現実的に難しい。

 

また僕の場合もそうで。

僕は吃音を持っているわけですけど、
ぶっちゃけしゃべる能力じゃ普通の人には到底かなわないわけです。

努力を重ねても、
普通の人の足元にも現状は及ばない。

そこは今、完全に僕の中で弱点なんですよね。

 

で、そういう自分の弱点というのは、

自分の一部」なわけじゃないですか。

自分からは決して切り離すことはできない、
自分の「相棒」みたいなものですよね。

脚の短さにしてもそうだし、
顔の大きさにしてもそうだし、
吃音というものもそうです。

完全にそれらを無くすなんてことは、
正直できないんです。

 

 

 

理想と現実のギャップに悩むことになる

 

でも完璧主義的な考えを持ってしまっていると、
それらを受け入れて、
そして「乗り越える」ということができないわけですよ。

こんな自分はあり得ない!」みたいな感じで。

 

理想の自分が頭の中にいるんだけど、
でもそれは現実とは程遠い存在になってしまっている。

そこに物凄い大きな摩擦が生まれてしまうわけです。

現実の自分に対して、
絶望にも近いような感情を抱いてしまうことすらありますね。

 

僕がまさにそうで、
理想の中の自分はもうスラスラ話せているわけですよ(笑)
誰とでも楽しく会話ができているような自分がいた。

でも現実は「一言も声を発せられない」自分がいたわけです。

絶望

ですよホント(笑)

生きる気力がマジで失われましたからね。

自ら命を絶つ人の気持ちってあんな感じなのかなって
ちょっとわかる気がします。

 

若干ダークな感じになってしまいましたが(笑)

でも本当に完璧主義でいるとそこまで精神的に追い込まれてしまうんです。

理想の自分と現実の自分のギャップに悩まされて。

 

 

 

完璧主義だと幸せな人生は送りにくい

 

完璧主義でいると、
自分自身も完璧でないとダメだと感じるようになって、
弱点を受け入れられなくなってしまうんです。

でも弱点が無い人間なんて絶対にいないわけですよ。

「自分は弱点が全くない!」
何て感じられている人なんていないんじゃないかなって思うんですけど。

もしあなたが自分には弱点が無いと感じているんだとしたら、
それは自分のことを冷静な目で見つめられていない可能性があります。

どんなすごい人でも、
不得手なこととかって絶対にあるので。

 

理想の中には弱点が全くない自分がいて、
しかし現実では弱点を抱えながら生きている自分がいる・・・。

そのギャップに相当苦しめられることになってしまうんです。
完璧主義でいてしまうと。

 

また弱点というのは一生無くならないものだと思うし、
自分と一体化」していることが多いと思うんですよね。

なのでその苦しみというのは「一生続いてしまう」ということなんです。
弱点の存在自体が苦しみの原因になってしまっているから。

 

だからもうそこは「完璧主義を治す」ということが絶対に必要で。

そうしないといつまでたっても、

幸せな人生

というものは送れないと僕は感じています。

 

 

じゃあ「完璧主義ってどう治せばいいの?」
ということだと思うんですが、

そちらについては下記の記事をぜひ参照してみてください。

⇒ 完璧主義を治すために有効な「ある3つの方法」

 

完璧主義はぶっちゃけいいことはほとんどありません。

自分を苦しめる原因になってしまうものなので、
ぜひともそこは払しょくしていきたいですね。

 

それではありがとうございました!

 

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