2018/08/29

建設業の会社に未経験でも転職することはできるのか?未経験から就職した人間が語る!

 

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こんにちは、月也です。

 

僕は以前「建設業の会社」で働いていて、
およそ1年間ほど「施工管理」の仕事をしていました。

と言っても現場代理人とかではなくて、
所長をサポートするような役割だったんですけどね。

現場を見回ったりとか、
現場の写真を撮ったりとか、
ひたすら書類作成したりとか、
そういうことをしていました。

 

僕は「完全未経験」で建設業の会社に就職したんですけど、
そこで感じたことについて今回はお話ししていきたいと思います。

完全未経験でも建設業の会社に就職ってできるの?

と。

 

 

実際未経験で建設業の会社に就職してみた結果

で、もう結論から言うと、

全然未経験でも大丈夫です

というかむしろ大歓迎される場合が多いですよね。

 

今建設業は慢性的に「人手不足」なんです。

おそらく人員に余裕があるのは大手ゼネコンくらいなもので、
中小辺りはかなり人手を欲しがっています。

僕がいた会社は社員自体10名程度とかなり小規模な会社だったんですけど、
やっぱり人手には困っているみたいでした。

「友達とかに今職探ししている人いない?いたらぜひ紹介してほしい」

ということを会社の人によく言われていたので。

 

人手不足に加えて、「高齢化」もものすごい今進んでいるんです。

40代以上の人がほとんどで、
30代以下の人はほとんどいなかったですね。

僕の会社では、70代の方がバリバリ現場で働いていました。
背筋もピンとしてたし、本当に元気な人で、スゴイなといつも見てましたよね。
まあその方が特別だったのかもしれませんが(笑)

それでも60歳以上の方が普通に現場で活躍されていました。

 

なので、あなたがもし今未経験で30代くらいとかなのだとしても、
全然会社側はウエルカムだと思いますね。

 

 

建設現場の大変さについて

正直、現場はかなり大変だと思います。

現場は基本的に日曜以外は動いているので、それ以外は現場があります。
なので「週休1日」ですよね。

 

未経験だと1日の流れがよくわからないと思うので説明すると、
現場自体は「8時~17時」の間で行われて、

・10時からの30分
・12時から1時間
・15時からの30分

に休憩が挟まれます。

職人は17時にはもう撤収が完了する、という感じですね。
それは大体どこも同じです。

 

現場代理人に関しては、

・次の日のスケジュールの管理
・作業進捗を見ながらの現場調整
・書類作成や、写真の整理

などを行うので、さらに現場にいる時間が長くなります。

朝は門があるようなところなら、鍵を開けるために
職人より前に現場に来る必要があったりと
8時より早めにくることになると思います。

職人は大体7時30分くらいには揃ってくるので、
7時くらいまでには現場にいないと準備が間に合わないですね。

こういう話を聞くだけでも、結構しんどそうだなと正直感じると思います笑

 

僕は施工管理の仕事をしてはいましたけど、
所長のサポートで写真撮影をしたり書類作成をする、
といった程度の仕事量だったのでまだマシでしたが、
所長は本当に大変そうでした。

現場の進捗に合わせて「中間検査」「完了検査」が行われるんですけど、
その時は現場の調整や職人への支持などに追われつつも
それを見事にこなしていて本当に尊敬しましたよね。

僕がいた現場は公的機関が元請けの現場だったので、書類がとにかく多かったんです。
ファイルにすると数十冊分くらいの書類があって、
ちょっと異常なくらいでしたよね。

僕なんかとてもじゃないけどマネできないなと。

民間が元請けの現場だと、書類量も減ってくるみたいでしたけどね。

 

なので建設業に入る際は、

現場の大変さ

は覚悟した方が良いと思います。
特に朝はやっぱり早いです。

 

緩い現場もある

しかし中には、比較的緩い現場もあります。

現場自体が小規模で人数も少ないという場合は、
スケジュール管理などもかなり楽になってくるし、
そこまで施工期間に切羽詰まるということも無いので
比較仕事は緩かったりします。

これがビルの建設とか大規模になってくると、
管理する下請けなども多くなってきて
相当大変になってきますよね。

だから現場の規模や人数、施工期間などによっても大変さは変わってくるので、
一概には言えないというのが正直なところです。

働くなら、小規模な現場の方が絶対楽だと思いますね(笑)

 

 

未経験で建設業に就職するなら中小企業が良い

建設業と聞くとやっぱり思い浮かべるのが
「ゼネコン」だと思います。

ただゼネコンというのは日本全国に現場を持っていることが多く、
単身赴任とかが当たり前のようにあるんですね。

僕の現場にいた人で大手の建設会社から来ていた人がいたんですが、
僕の現場の作業が終了した直後に、

いやー、今度愛知の現場に行くことになって笑

みたいなことを言っていたので、相当担当する範囲は広そうでしたね。

 

もし建設業の会社に就職や転職をしたいのなら、
僕は「中小企業」をおすすめします。

中小は”地域に密着”している場合が多いので、
現場が近場になることが多いんですね。

僕は神奈川の会社にいたんですけど、横浜とか相模原、藤沢など、
その辺りの案件のみしか当時は扱ってなかった記憶があります。

遠くても東京とか、そのような感じでしたね。

 

現場が遠いと朝の出勤がとにかく大変だし、
最悪その現場のためにマンスリーマンションなどを借りる必要があるので
かなり大変なんですよね。

中小であれば、そういうことは少なくなってきます。

 

中小だと仕事を親身に教えてもらえる

また、中小は基本的に人員が不足している場合が多いので、

丁寧にいろいろと教えてもらえる

事が多いですね。

 

とにかく建設業は「人材を育てないと危険」なほどの状態に来ています。
本当にそこは今建設業共通の大きな課題なんですね。

人が集まらない、というのが。

それはよほどバカな会社でない限り共通認識としてあって、
とにかく「育てよう」と本当に親切にいろいろ教えてもらえると思います。

 

僕も、

「図面ってこれどうやって見るんですか?」
「CADってなんですか?」
「コンクリートって何の素材でできてるんですか?」
「安全帯ってどうやってつけるんですか?」

という赤ちゃん並みに全く何もわからないところから、
本当に親切にいろいろと指導していただきました。

最終的にCADを最低限扱えるようになったし、
図面もそこそこは読めるようになっていましたね。

 

中小はゼネコンなどと違って人が少ない分、
大切に扱ってもらえる可能性が高いです。

それくらい今、建設業って人手不足なので。

見知らぬ業界に入るときって心細くなったりするものなので、
親身になってくれる会社の方が良いんじゃないかって僕は感じましたね。

 

 

施工管理の資格を取れば仕事には困らない

「何か新しい業種に入ってみたいな」

ともし今感じているんだとしたら、建設業はおすすめですね。

現場の大変さには多少目をつぶる必要はありますが、
それ以上にとにかく人手が求められていてやりがいはあるし、
職にあぶれることもまずないですからね。

施工管理の資格を取って現場を見れるようになれば、
食い扶持に困ることは絶対ないだろうというくらい
今は人手不足なので。

2級でも、持っているだけでかなり大きいです。

 

また、今でこそ週休1日がまかり通っていますけど、
業界の人もそれは人手不足の大きな問題の一つとして受け取っていて、
今後見直される可能性はあると思います。

 

 

あと僕個人的な経験から言うと、
中小の中でも出来る限り小規模な会社に入った方が良いと思います。

そこは向き不向きあると思うんですけど、
小規模な方が一人一人との距離が近くて
困ったことがあったりしたらいつでも相談しやすいんですよね。

親身になって色々教えてもらえたりもするし。

 

今東京オリンピックをピークに建築系の仕事は減ると言われていて、
中小企業はかなり苦しくなるとは思われるんですけど、
最悪スキルさえ身に着けてしまえばどこでも今は引っ張りだこなので。

中小でスキルを磨いて、そこからキャリアを自分で考えていく、
という選択肢は全然ありだと思います。

 

 

建設業の就職先、転職先を探すなら

建設業は未経験であっても就職しやすい業種だと思います。

僕自身が完全未経験でも入れたので、
問題なく就職はできるはずです。

未経験だからと弾かれることは大手ゼネコンでもない限りそうは無いと思うので、
就職活動はかなりしやすい業界ですよね。

 

建設業の就職先を探すには「転職エージェント」を使うのが良いです。
あなたにあった会社をエージェントにマンツーマンで探してもらえるので
良い会社に巡り合うことが出来ると思います。

僕も転職エージェントを通して
就職先を見つけたので。

最後に僕のオススメの建設業の転職エージェントをご紹介するので、
まずはそちらに登録して就職先を探してみることをおすすめします。

 

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それでは、ありがとうございました!

 

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