高校留年しても人生全然取り返せる!留年した人の不安を経験者が解消します
どうもこんにちは、月也です。
それぞれ事情は違うかもしれませんが、
「高校留年をしてしまった」
という人って結構多いと思うんです。
不登校になってそれで留年をした、ということや、病気で入院をしてしまってそれで留年をした。
あとはやんちゃをしてしまって謹慎になってそれで留年をしたとか。
僕自身、実は高校の時に不登校になって引きこもりになり、1年留年しました。
それで、高校留年をした時に不安を感じることって多いですよね。
「このまま同じ学校に通ってもいいんだろうか?」
「就職はちゃんとできるんだろうか?」
そこで今回の記事では
高校留年をしてしまった人に向けて、経験者からアドバイスをしていければと思っています。僕自身高校留年したからこそ色々言えることがあるんですよね。
高校留年をしてしまって悩んでいる、という方はぜひ参考にしてみてください。
目次
同じ留年した高校にいても大丈夫か?
まず悩むのが
「このまま同じ学校にいて馴染めるんだろうか?」
ということ。
高校というのは99%「同い年」しかクラスにはいないので、留年した人間というのは本当に珍しいんですよね。
それにそのくらいの時期は「年齢差」にすごい敏感で、一つでも年が違うと壁が生まれたりします。
そこは自分がどうしたいかによりますよね。
全日制高校に通いたいのなら、そのまま通ってもいいだろうし。ただやっぱりどうしても壁は生まれてしまう可能性は高いので、自分から「心をオープン」にしていく必要はあると思います。
「年齢のことは気にせずに、普通に接してもらえると嬉しい!」
時間はかかるかもしれませんが、自分から距離を縮める努力をしていけば心を開いてくれるくれる人は絶対に出てきます。
一人でも仲の良い子ができれば、そこから一気に馴染んでいくことができますからね。
気まずい場合は「通信制高校」への転入がおすすめ
どうしても気まづくて同じ高校にはいられない。
全日制に通うのがもう辛い。
そういう場合に僕がおすすめするのは「通信制高校に転入する」ということ。
以前通信制高校について詳しく書いた記事があるのでそちらをぜひ読んでもらいたいんですけど、マジで「過ごしやすい」んです、通信制高校って。
本当に色んな人がいるので、留年したくらいで目立つことはまずありません。70代くらいのおじいちゃんも普通にいたりしますからね。
クラスという概念がないことが多く、クラスメートで集まるということもないので人との接点も全日制に比べて少ないです。なのでマイペースで過ごせますね。
通信制高校は「卒業するのが難しい」という風に言われていますけど、それは「強制力が無いから」なんですよね。
大学と同じように、通学をするのもある意味で自由で、担任がどうこう言ってくることはありません。本当に「自己管理」の世界というか。
そこが良い点でもあるんですけど、自分を律することができないとそのままフェードしてしまうことは多いですよね。ヤンキー系の人は速攻でいなくなることが多いです。
ただ少しでも律することができれば、全日制よりも卒業するのは間違いなく簡単です。試験も穴埋め系がほとんどだったり、難易度はかなり低いですからね。
通信制高校は通学する日数が少なくて自分の時間が多く生まれるので、その時間を利用して通信制に通いながら大学受験の勉強をして大学に行く、というのが一番良いルートかなと思います。大学についてはまた後述していくんですが。
(後輩と同じクラスになるのはどうしても抵抗がある・・・)
という場合は通信制高校に転入をするというのはおすすめですよね。あとは高卒認定試験を受ける、ということでも良いと思います。
高校留年してちゃんと就職ができるか?
そして「高校留年をしたら、就職面接の時に突っ込まれてまともな職場に就職できないんじゃないか?」という不安も正直大きいと思います。
確かに、高校を卒業してそのまま就職活動をする場合は不利になる場合もあるかもしれません。
ただ留年をした理由をちゃんと説明できたり、留年をしたことで「プラスになったこと」などを話せばむしろ好印象を持たれることもあります。
なんの苦労などもしていない高校生が多い中で、
「私は高校時代留年をしましたが、早いうちに挫折を経験したことで失敗を乗り越えられる心の強さを身につけられました」
面接でこのようなことを言える人はまずいないし、留年がハンデではなくなってきます。
高校を卒業してそのまま就職を目指すということでも良いんですが、僕がおすすめするのは「大学に進学をする」ということ。
大学に進学をすれば高校留年はほとんど関係なくなるんですよね。大学での生活や大学で得られた経験などを見られるようになるので。就職もほぼハンデなしで挑めるようにもなります。
高校留年した人間が大学で馴染めるんだろうか?
大学に進学する上で不安に感じるのが、
「高校留年した自分なんかが馴染めるんだろうか・・・」
ということだと思います。
安心してもらいたいのは、楽勝で馴染めます笑。
僕自身が一応馴染むことができたので、あなたならまず大丈夫ですね。
僕の場合、あまりにも英語がわからなすぎてさらに1年浪人してしまったんです。なので大学に進学した時は「プラス2」の状態でした。
その上なんとか浪人の末滑り込めた大学がいわゆる「Fランク」で、同期の9割以上が「現役の生徒」だったんです。
さらに僕の場合最悪だったのが、僕は吃音症(きつおんしょう)と呼ばれる言語障害を抱えていたので、人と普通に会話をするということがかなり難しかったんですね。
自分から話しかけたりするということが、とてもじゃないけどできなかった。話しかけられても、なんとか相槌を打つのがやっとみたいな状態でした。
見る人が見れば、まさに「最悪」と言っても良い状態だったわけですが、そんな僕でも大学で仲間もできたし、ゼミなども普通に過ごすことはできたんですよね。
まあサークルは入ったのが野球サークルで、体育会系ということでやっぱり浮いてすぐ行かなくなったんですけど笑、入るサークルを選べば全然普通に馴染めると思います。例えば体育会系以外であれば年功序列などもないので、気まずさなどもあんまりないですからね。
あとは大学生活を楽しみつつ、頑張れるようなことを見つけてそれに励む、と。
そうすれば高校留年したことなんていつの間にか自分の中で吹き飛んでますね。
10年くらい経ったら高校留年なんて気にしなくなる
高校留年というのは、今はもしかしたら自分の中で大きな悩みになってしまっているかもしれません。
(高校留年なんて普通の人は絶対しないよな・・・。自分はなんて底辺なんだ・・・)
ただ10年くらい経つと本当にわかるんですけど、マジで大したことないんですよ、高校留年なんて。
僕自身普通に大学卒業後に就職自体はすることができたし、今はフリーランスで好きな仕事をできていたりします。
英語がダメダメで、浪人して入れた大学がFランクだったような人間が、自営なので普通ではないかもしれませんが笑、面白い人生は送れているので。
僕がお世話になっている、というか人生の師匠と思っている社長さんがいるんですが、その人なんて中卒で前科(会社経営関連のこと)もあるような人ですからね。
そのような人でも長い間会社を経営することができているし、人間的にも本当に尊敬できるなって会うたびに感じます。
挫折や困難を多く味わっているからこそ、人間的に深みが出ているという面はあると思いますよね。
人生は「映画」のようなもの
これは本当に強く言いたいんですけど、早いうちに挫折を味わえていると人生得することが多いです、これはガチで。
なんの挫折も味わって来なかった人間が困難に感じるようなことも、屁でもなくなってくるんですよね。
(この人、なんでこんな小さなことで悩んでいるんだろう・・・)心のキャパシティが間違いなく広がります。
また高校留年をしている人は少ないので、その時の経験を人に話すと興味を持ってもらえることも多いだろうし。
なんの失敗もしていない人間よりも、発する言葉にも深みが出てきたりしますからね。
僕は高校留年の他にも、信頼していた人間に裏切られて投資詐欺に遭ったりもしましたけど、それらがあってこその今の自分だと強く感じています。
そういう経験があるから、ブログで言いたいことなども自分の中で本当に泉のように湧いてくるし、人に興味を持ってもらえることも増えた気がしています。
人生なんてのは、自分という登場人物を主人公にした「映画」みたいなもので、高校留年はその映画の中のワンシーンに過ぎないんです。
僕はいつもそういう考え方をしています。
(映画だったら、このシーンは結構盛り上がるだろうな!!)
そう考えられるようになると、失敗すらも楽しめるようになるんですね。
お前は何を言っているんだと思われるかもしれませんが笑、そういう考え方もあるということは知ってもらいたいです。
高校留年は人生においてダメージは正直ほとんどありません。大学留年の方がぶっちゃけやばいくらいですよね。
「若いうちに良い経験したなぁ」くらいに考えましょう!
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