2019/02/12
会社に勤めることで学べるものには何があるのか?【とりあえず3年は正直無意味です】
こんにちは、月也です。
よく、「会社で働くことでしか学べないこと、わからないことがあるよ」ということが言われますよね。
社会人としてのマナーであるとか、大人としての対応は会社員として働くことで磨くことができるんだぞ、と。
僕自身、以前会社に勤めていた時期があったんですが、今回の記事では
「会社で学べることには何があるのか?」
「とりあえず3年、は正しいのか?」
ということでお話ししていきたいと思います。
結論から先に行ってしまうと、会社で学べることというのはあまりないんですよね。
会社以外でも十分学ぶことができる範囲のものです。
とりあえず3年、という気持ちでその会社で働くなら、一生懸命になれる仕事などを探した方が絶対にいいです。
目次
会社で学べるもの1:報連相(ほうれんそう)
まず会社で働くと確実に必要になってくることが、いわゆる
「報連相(ほうれんそう)」
というものです。
報告、連絡、相談、ですよね。
これらって、学生時代に使うようなことってまずないと思うんです。
何か学級委員とか、人をまとめるような立場になったり、バイトなどで発生することはありますけど、普通に学生生活を送っているだけだとあまり使う場面がありません。
ほうれんそうというのは、会社に入ると嫌という程経験することになるので、間違いなく力が鍛えられますよね。
ほうれんそうができないと連絡が不行き届きになってしまって業務に支障が出てきてしまったり、社会人としては必須の能力と言えます。
会社で学べるもの2:ビジネスマナー
会社員になると、取引先の人などと名刺交換をするなどのビジネスマナーが発生することがよくあります。
電話応対であるとか、メールの文面などもマナーに入りますね。
名刺交換の段階で相手に不快な思いをさせてしまうと、自分の会社に対するイメージを悪くしてしまうため、非常に気をつかう場面です。
電話というのは、相手と直接話すので気が引き締まって失礼な言動などを注意することができますが、メールというのは普段あまりかしこまった文面を書くようなことってないと思うんです。
友達などとLINEのやり取りをする時って大抵砕けたような感じで、スタンプで済ますようなことが多いので、なかなかビジネスの場面でのメールを書くのって難しいんですよね。
そういったあまり普通の暮らしの中で使わないものを、会社に属していると使う機会が多くあり、ビジネスマナーと磨くことができますね。
その他諸々学べることはあると思います。例えばその仕事の専門的な知識であるとかですよね。
僕も建設会社に勤めている中で、他社の方と接したり名刺交換をする機会は当然あったし、ビジネスマナーが必要になるような場面が多かったです。
ほうれんそうについても、僕は建設現場の施工管理として働いていたので所長や職人さんとのやりとりでやはり必要になってきました。
建築の知識というのも、それまで完全に門外漢だったので最低限の知識を身につけることができました。
ただ、ぶっちゃけですよ。
(これって、別に会社員じゃなくても学べるな・・・)
と感じることが多かったんです。
会社員として学べることは、会社でなくても学べる
「社会の常識を身につけるためにも、とりあえず最低3年は仕事を続けた方がいいよ!」
みたいに言っている人が多いですけど、正直社会の常識なんてものは自然と身につくものなんです。
初対面の人と接する時の態度なんかも、普通に生きていれば「あ、こういう風に接したほうがいいな」と学ぶことができるし、電話応対やメールの文面なども自然と身についていくもので。敬語が全くできないような人ってまずいませんよね。
そういった”気遣い“というものは、人と接していく中で自然と身についていくものだと感じます。
僕個人の意見をはっきり言ってしまうと、会社員として学べることなんて「ほとんど無いな」と実際に会社に勤めてみて強く感じたんですよね。
その仕事が嫌だったらさっさと転職したほうがより良い環境で仕事ができたり、自分の好きな仕事の専門的な知識が手に入るし。
フリーランスとして働きたいという思いがあるのなら、さっさと退職してしまって独立するための準備を進めたほうが絶対良いと僕は感じています。
「とりあえず3年は働いたほうが良いよ!」
というような考え方は、その業界で会社員としてずっと働くのであればそうした方がいいのかもしれませんが、その仕事がつまらないと感じたり、嫌だと感じられたらさっさとその会社を辞めて次を考えたほうが絶対に人生にとってプラスになります。
3年あればそれぞれの分野のプロになれる
会社員として3年を過ごして得られるものというのは、これまでお話ししてきましたけど大したものではないんです。普通に生きていれば身につくような常識しか身につかない。
しかし、その3年を自分が本当に真剣になれる仕事、手に入れたいスキルなどの習得に充てることで、あなたの人生は理想のものへとより近づいていきます。
例えば「ブログ運営」というものを例に挙げると、3年も真剣にブログに取り組めばそれだけで収入を得られるくらいのスキルを身につけることができます。
SEOの知識が高まるので、法人に対して「SEOコンサル」としてお金をもらいながらアドバイスをしていく、ということができたりとか。
あとは「ライター」としてもお金をいただけるようになります。僕は実際に企業さんのHPの記事を書くことで収入を得る、というものがメインの収入源の一つになっています。
もちろん自分が運営するブログからも収益を上げることができます。アドセンス広告やアフィリエイトをしていくことで、それだけで生活できるレベルの収入を得ることは現実的です。
僕がブログで初めて月10万円以上を稼ぐことができたのは、ブログを運営し始めて丁度3年ほどのことでした。
その3年で得られるスキルや知識というものは「永遠」なんですね。
誰にも奪われることがなくて、ずっと自分の資産になってくれるものなんです。
今の仕事が本当に自分のやりたいことなら全く問題ありませんが、今の仕事や会社に不満ありありで、(もっと自分に合った仕事があるんじゃないか・・・)ともし感じているんだとしたら、さっさと転職をしたり個人で働くという選択肢を視野に入れるのは非常に建設的だと思いますよね。
我慢しながら働いても、ただただ時間を無駄にするだけなので。
実際僕は一度就職はしましたけど、長く働く気はなくて、会社で働きながら独立するための準備というものをしていました。
それこそブログを更新したりとか、知識やスキルを身につけたり、収入が得られる仕組み作りをしたりとか、ですよね。
今はストレスなくできる仕事に全精力を集中することができているし、毎日楽しく過ごせています。
一つの会社に無理して長く居続ける必要は一切ない
「とりあえず3年、働いたらどうだ?」
「会社員でしか得られないものが絶対あるぞ!」
このようなセリフを至るところで目や耳にしますけど、正直3年働いたとしても大して得られるものはないんですね。
だったら自分がやりたい仕事をやるための準備に労力を使ったり、個人で働きたいという願いがあるのならさっさとその準備をしたほうが絶対に良いです。
嫌々その会社で3年間働いて時間を無駄にするよりも、1年ほどで思い切って辞めてしまって、後の2年を有効に活用したほうが後々の人生のために絶対に役立ちます。
それには「転職」というものが大きな選択肢になってくるわけですが、こちらの記事で記事で転職する際の注意点について詳しくお話ししているので、ぜひ読んでみてください。
「個人で働いていきたい!」
という方は、もし需要があれば僕がどうやって個人で仕事をしているか、などのことを記事としてアップしていければと思っています。
時間の使い方が毎日の充実度を変える
時間というのは、使い方次第で本当に180度自分の人生を変えてくれます。
僕は他の人が普通に働いたりしている時間をブログ運営などに充てていたんですけど、SEOライターとしての仕事を企業さんからいただけたりとか、本当に助けになってくれているので。
嫌な会社でもし今働いているんだとしたら、ぜひ一度時間の使い方というものを考えてみることをお勧めしますね。
面白いくらい、人生が変わっていきますよ。
それでは、ありがとうございました!
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