2018/04/05

嫌いな人に対する嫌悪感を氷解させ、うまく付き合えるようになるある考え方

 

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どうも月也です。

 

あなたの周りにはおそらく

嫌いな人

がいると思うんですね。

 

もう目につくだけで思わず舌打ちしたくなるような(笑)
そこまでいかなくてもその人と話しているだけで不快になるような、
そんな人っていると思います。

嫌いな人なんていなければいないに越したことは無いんですけど、
やっぱり一定以上の人間が集まれば
一人や二人絶対自分とは合わないような人っていますよね。

 

それで以前こんな記事を書きました。

⇒ 人間関係に疲れたという人は、嫌いな奴を自分の中で「線引き」すると楽になる

 

嫌いな人がいたらもう自分の中で線引きをした方が良い
ということを上の記事では言ってますね。

嫌いな奴も受け入れようとするからストレスも感じてしまうし、
嫌な思いもしてしまうんだと。

 

人のことを簡単に拒絶することができるんだったら
上の考え方を持つことで本当に楽になるんです。

考え方などをその人と共有しないようにすることで
摩擦を減らすということですよね。

 

 

ただやっぱりそうもいかない関係というのもあると思うんです。

例えばその嫌いな人が上司の場合とか。

あとは大学で同じゼミにいるという場合も
完全にスルーすると言ったことは難しいですよね。
何らかのコミュニケーションは取らないといけないと思うんで。

 

嫌いな人がいるんだけど、
どうしてもその人と関わらなければいけない・・・。

そんな時にかなり役に立つあるマインドというものを
今回はシェアしたいと思います。

僕自身嫌いな人間が身近にいた時に大いに助かったマインドなので、
ぜひそのことを意識してその人と接するようにしてみてください。

その人に対する「嫌い」という感情が薄らいでいって
ストレスなくその人と接せられるようになるはずなので。

 

 

 

嫌な奴にも良いところがある

 

あなたは芥川龍之介の

『蜘蛛の糸』

という話を知っていますか?

まあ知っているとは思うんですけど(笑)
少しあらすじを説明すると、

主人公のカンダタは様々な悪事を働く悪党だったんですよね。
そして今は地獄に送られて苦しみ続けていると。

ただそのカンダタにも「蜘蛛を助けてあげられる優しさ
という良い部分というのがあった。

それで神様が蜘蛛の糸を地獄に垂らして・・・。

みたいなそんな話なんですけど。

 

この話はいくら心が醜悪だろうが
一つくらいは良い部分というものがある
ということが表されている話ですよね。

 

何が言いたいのかなんとなくわかってきたと思うんですが、
どんなに自分にとっては気に食わない嫌いな人であろうが、

その人にも良い部分の一つや二つ絶対にある

ということなんです。
もう隅から隅まで人に対して嫌悪感しか与えないような、
そんな人っていないんですよね。

 

 

 

死ぬほど嫌いな奴への嫌悪感が氷解した話

 

僕には以前「死ぬほど嫌いだった人間」というのがいました。

大学の同じゼミの同期の奴だったんですけどね。

そいつには僕のトラウマをほじくり返されるような、
そんな心無いことを会って間もないころに言われてマジで腹が立って。

「あんだけ人に対して嫌悪感を覚えたことは無い」
というほどそいつの人間性を疑ったし
心底嫌悪感しか持っていませんでした。

 

そんな状態がしばらく続いたある時に、
ゼミ内でみんなが研究成果などを発表しているときに
ひょんなところから「そいつの長所」というものに気が付いたんです。

自分の意見を率直に言うことができる

そんな長所をそいつは持っていることに気が付きました。

そのトラウマを刺激されるようなことを言われた時も、
ただ率直に僕に対して感じたことを口走ってしまっただけだったんだなと
その時に思い返して気づくことができたんです。

その自分の意見を率直に言えるという部分は僕は持っていない部分だったので
それ以降はそいつを尊敬できるまでになったんですね。

そいつに対して感じていた嫌悪感というものが
スーッと氷解していくのを感じられました。

 

大学卒業後、最近そいつと会う機会があったんですが
今では会えば普通に話すことも出来るし、
本当に普通に接せられるようになりましたね。

まあ今でも正直好きではないんですけど(笑)

 

 

 

悪い面ばかりに目が行ってしまっている

 

嫌いな人に対しては、
どうしてもその人の「悪い面ばかりに目が行っている
という節が絶対にあると思うんですね。

「こいつには良いところなんてあるわけがない」
と決めつけて見ようともしていないというか。

アンチ巨人みたいなもので、
もう嫌なところしか見えてこないわけです。

「あんなクソみたいな補強しやがって、球界盛り下げるんじゃねーよ!」
みたいな(笑)

 

でもそんなことは絶対になくて、
そのあなたの嫌いな人にも良いところって絶対にあるんです

僕が心底嫌っていたやつだとか、
カンダタにすら良い部分というものはあったわけで。

巨人に関しても、各球団の主催試合で観客動員に貢献しているという
長所はあるわけで。
また他球団ファンとしては「最大の悪」として君臨してくれているので、
プロ野球全体が巨人のおかげで盛り上がっている面もあるんですよね。

だから僕は巨人は死ぬほど嫌いなんですけど、
それらの点にだけは感謝しています(笑)

 

 

 

嫌いな人をよく観察してみよう

 

あなたの周りにいる嫌いな人に付いても、
絶対長所、良い部分というのはあると思うんですね。

あなたに見えていないだけで、
絶対にあると思います。

もしなければそもそも生きていけませんよねその人は。
なにも良いところがないということは
友人などもいないというわけで、
孤独に生きていかなくてはいけないから。

でもどんなに自分にとっては嫌な人間であろうが、
普通に友人とかっていたりしますよね。

別の人から見たら「長所に見える部分」というものがあるから、
その人の友人でいるんだと思います。

だからその人のことをよく観察すれば、
一つや二つは絶対に見つかると思うんです。

 

そして良い部分というのが見つかったら、
そこをよく見つめてみるようにしてみる。

すると徐々にその人に対する嫌悪感などが薄れていって、
視界が広がってくるんですよね。

ああ、この人にはこんな部分があったのか

といったことが見えてくる。

そうなればストレスなく普通に付き合えるようにもなっていくと思います。

 

 

「仕事や学校などでどうしても嫌いな人と付き合わなければいけない」

という人がいる場合はぜひ今回お話ししたことを意識して
その人と接するようにしてみてください。

楽な気持ちで接せられるようになるだろうし、
人間関係におけるストレスが本当に減ると思うんで。

 

それではありがとうございました!

 

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