自己啓発本って読んでも自分は変わらないので意味がないよね、という話
どうもこんにちは、月也です。
本屋に行くと、「自己啓発本」が溢れていますよね。
なんかもう書籍の一大ジャンルになっているというか。
そして、そういう自己啓発本ってかなり読む人が多いんだと思うんですよね。
だからこそ多くの自己啓発本が日々発売されている。
でも僕は自己啓発本って
「読む意味がない」
と心の底から強く感じてます。
人生を変えるという目的で読んでも、自分が望むような「成果」は自己啓発本を読むことで得ることは100%絶対にできない。
自己啓発本にはまっているうちは、今の人生が変わることなんてまずないです。
今回は「自己啓発本は読む意味があるのか?」ということについて、話していきたいと思います。
目次
自己啓発本は実際に生かせることは学べない
自己啓発本を読むと、なんかすごい「自分の気持ちが大きくなった」気分になるんです。
(よーし、今日から頑張ってやるぞ!!)
なんかなんでもできそうな気分になってくる。
あなたも自己啓発本を読んだ後って、そういう気分になると思うんですね。
著者の失敗談や、そこからの這い上がり人生を読み解いていくことで、自分も這い上がれたような気分になってくるというか。
ただ、大抵の場合その感情というのは「長続きしない」んです。
朝起きたら、その時の活力がどこに行ったのか、普段の生活に戻ってしまう。
そしてまた「気持ちを持ち上げる」ために、自己啓発本を読む・・・。
この繰り返しです。
自己啓発本って、ぶっちゃけ「実際に生かせる内容ってほとんどない」んですよね。
ああいう本に書かれているのは、筆者が努力の上に考えるに至った「考え方」などが書かれているだけで、具体的に著者が毎日どういう努力を続けたことでそこまで成果を得るに至ったのか、そこでどれだけ泥臭いことをしたのか、という部分は省かれていることがほとんどなので。
自己啓発本は「エナジードリンク」
自己啓発本って、「エナジードリンク」みたいなものだと僕は思っていて。
カフェインを摂取した時みたいに一時的に目が冴えたり集中することはできるんだけど、次の日にはその効果は切れている、みたいな。
一時的に気分が持ち上がるだけで、自分が成長するわけではないし、何かスキルが手に入るわけでもありません。
自己啓発本を読んでいるうちは、そのループからは抜け出せないんですよね。
自己啓発本にハマって得られたもの
僕は一時期、自己啓発本にめちゃくちゃハマっていた時期がありました。
石井裕之さんの本とかが好きでよく読んでいたんですけど、それで自分の中に変化が起こったかというとそんなことはなく、読んだ直後は安心感を抱いたりするんだけど、その感情が長続きすることはありませんでした。
自分の中で何か成長したようなことは、正直一切なかった・・・。
当時の僕は自己啓発本に「依存」していたような気がします。
「自己啓発本を読んでる俺賢い!」
「こういう本を読んでいれば、いずれ必ず人生うまくいくようになる!」
自分で何か行動を起こすようなことはなく、自己啓発本が自分を変えてくれる!そう信じきっていましたね。
ただ、ある時から気づいたんです。
(もしかして、自分を変えられるのって自分だけなんじゃないか・・・?)
つまり自分で何かしらの行動を起こしたり努力をしないと、自分が成長することもないし人生もうまくいかないんじゃないか?
そのような考えにだんだんと至るようになったんです。
自己啓発本を読んでいても、現実が変わるようなことは一切なかったので。
いろんな人と接する中で、経営者の方など、いわゆる「成功者」と呼ばれる方とお話しさせていただく機会もあったんですが、やっぱり例に漏れずそういう方は「行動」もしてるし、「努力を当たり前のようにしていたんです」。
楽をしてみんなが羨むような現実を手に入れた人は、僕が知る限りはいなかったですね。
自己啓発本は所詮ビジネス
こういうことを言うとアレなんですけど、自己啓発本というのは所詮「ビジネス」なんですよね。
読者を「自己啓発本に依存」させて、新書を買ってもらえるようにしている。
その自己啓発本を書いた著者というのは、その本では書いていないような「努力」や「行動」を絶対にしているんです。
でも大抵の場合自己啓発本には、そういった「泥臭い部分」は省かれていて書かれていないんですよね。書かれていても、具体的なところにまでは踏み込んでいないことがほとんどで。
「自分が得られた結果の部分だけ」を綺麗に表現されているだけというか。
まあ泥臭い部分を書いてもエンタメ的につまらないから、ということもあるのかもしれませんが。
中には著者の苦労や失敗話が赤裸々に語られているような本もありますが、大事なのは「それを参考に自分も行動を起こす」ということなんですよね。
自己啓発本を読む多くの人は「本を読むだけで満足」してしまっているので、現実が変わることがありません。
僕は自分自身の経験を通して、そのことに気がついたんですよね。
(あ、自分で行動しないと意味ないわ)って。
自己啓発本を踏まえて、行動に移さないと意味がない
自己啓発本を否定しているわけではなくて、確かにああいう本は読むと元気がもらえたりといった効果はあります。
大切なのは、上でも書きましたけど「それを踏まえて自分自身が行動に移す」ということです。
本を読んで知識を多く持つ「ノウハウコレクター」と呼ばれる人たちの99%が自分の現実を変えることができないのは、「行動してないから」なんですよね。
本を読む中で得られたものを実生活で活かすことが重要なのに、知識得るだけで満足してしまっている。それじゃあ、正直自己啓発本を読む意味がないんです。
上の方でも触れましたけど、自分が望むような現実を手に入れられてる人って絶対にそういうことをしてるんですよね。
例えば成功している経営者の方とかは、やっぱり泥臭い努力って絶対にしてます。
本人たちはそれが「当たり前」だと思っているのかもしれませんが、まあほんと泥臭いですね。
会社経営に限らず、投資とか恋愛、人間関係なんでもそうですけど、うまく行く人は普通の人よりも多くのトライアンドエラーを繰り返してますよね。
だから、気づいたら自分自身のレベルも上がっていて周囲の人が羨むような結果を手に入れることができる。
自己啓発本は自分を変えてくれない
今回強く言いたかったのは、
「自己啓発本を読んでも自分の現実が変わることはなくて意味がない」
ということです。
読んだ直後は気持ちが大きくなったような気になるんですけど、それは「その本の著者の影響を受けているだけ」で、自分自身は何も変わってはいないんです。
僕は、最近は自己啓発本の類は一切読んでいません。
「読んでも意味がない」ということに気がついたから。
自己啓発本は「その著者の考え」が書かれているだけで、それが必ずしも自分自身に合うわけでも無いですからね。
自己啓発本を読むくらいだったら、何かしらの努力をしたりとか、行動をした方が将来的に得られるものはかなり大きいなって気づいたので。
エナジードリンク的な感じで、「気持ちが落ち込んだ時」に気持ちを高めるために読むということだったら全然読む意味はあると思います。
でも「自己啓発本で自分を変えよう!」という目的で読むのは意味がないので絶対やめた方が良いです。それこそ「依存」してしまうだけだから。
自分の生き方は、自分自身で見つけるのが、充実した幸せな人生を歩むために必要なんじゃ無いかなと僕は思ってますね。
それではありがとうございました!
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