2018/04/05
対人恐怖症を克服するために絶対に持っておきたい「1つのマインド」
どうも月也です。
前回、「対人恐怖症」の原因、
そして克服する方法に関する記事を書きました。
⇒ 対人恐怖症は、その原因を理解することでぶっちゃけ「楽勝で」克服できる
対人恐怖症というのはなんで起こってしまうかということや、
人と接するときの不安、恐怖心を和らげるために
大切な考え方というものについて書いています。
本当にちょっとのことなんですよね。
ほんのちょっとの気づきなどが得られれば
対人恐怖症というのは比較的簡単に克服出来たりします。
そして今回も「対人恐怖症」というものについてお話ししていきたいんですが、
対人恐怖症の人が持っておきたい「あるマインド」というものがあって。
人と接するときにそのマインドを持てていれば
必要以上に相手のことを恐れなくなるし
ビクビクせず堂々と人と接せられるようになるはずです。
なのでぜひ、対人恐怖症を克服したいという人は
参考にしていただければなと思います。
恐怖心はコンプレックスからくる
自分と他人というのは当たり前ですけど「違う人間」なわけですよね。
見た目や出身地も違えば生きてきた人生も違って、
持っている考え方なども全く違う。
自分の中での常識というのが
相手の中の常識とは限らないんです。
対人恐怖症の人というのは、
自分に「何かしらのコンプレックス」を持っている人が多いと思うんです。
人に対して隠したいことであったりとか、
知られると恥ずかしいと感じていることだったり。
「誰かにバレたらまずいことになるんじゃないか?」
そんな物を持っている人って多いと思うんですね。
で、そういうものを持ってしまっていると
人との接点というものを避けるようになってしまうわけです。
「このことがばれてしまったら、絶対変な目で見られる・・・。」
みたいに感じてしまうから。
前回の対人恐怖症の記事でも書いたんですけど、
僕がまさにそんな人間だったんです。
吃音という言葉の病気を抱えていることを
絶対に周りの連中に走られたくなかったから、
とにかく人とコミュニケーションをとることを避けてしまっていた。
それが僕の場合は対人恐怖症に繋がってしまいました。
コンプレックスを拒絶されることもある
ただこれは絶対に覚えておいておきたいことなんですけど、
「自分のことを理解してもらえない人間も絶対にいる」
ということなんです。
これは対人恐怖症を克服することもそうだし、
コンプレックスを克服する際にも重要になってくるマインドで。
例えば「白斑」ってありますよね。
皮膚の一部の色素が抜けて白くなってしまう症状なんですが。
白斑って服を着れば隠れる部分にある場合は
そう深いコンプレックスにはならないんですけど、
中には「手」や「顔」であったり。
目立つ場所に症状が出てしまう人というのもいて。
実際僕が以前レジのバイトをしているときに
手が白斑でまだらになっているような人がいました。
顔に出ている人もいたし。
で、そういった目立つ部分に白斑があったりすると
「人の反応を極度に恐れる」ようになってしまうと思うんです。
絶対に怪訝そうな表情を向けてくる人も出てくるだろうから。
ただ、それは「しょうがない」ことなんです。
相手の顔に白斑があろうが何のこともなく
接してくれるような人もいれば、
「うっ・・・」と一歩引くような反応を取る人もいる。
「100%理解してもらうのは不可能」なんですね。
絶対マイナスな反応を取られることもあるんです。
100%の理解を期待するから苦しくなる
対人恐怖症で悩んでいる人というのは、
「相手に100%の反応を望みすぎ」
という節があると感じていて。
「みんなに自分のことを好意的に見てもらいたい」
こんな考えを持ってしまっているんじゃないかなって。
でもそんなことって不可能で、
絶対影で陰口などを言ってくるような輩はいるわけです。
「いや、それじゃあもっと人と接するのが怖くなるよ・・・。」
みたいに感じる人もいるかもしれませんが、
このマインドを持てるようになるとむしろ「楽になる」んですよね。
「自分のコンプレックスなどを受け入れてくれる人もいれば、
そうでない人もいる。
それでいいじゃないか!」
みたいに割り切って人と接せられるようになるから。
全員に100%の理解を期待すると
否定されるのを極度に恐れるようになって
人との接触を避けるようになってしまうわけですけど、
上のような考え方を持てるようになることで
楽な気持ちで人と接せられるようになるんです。
「さあ、あんたはどっち側の人間なんだ?」
みたいにちょっと嫌な奴かもしれないですけど(笑)、
そんな余裕を持った心持ちでいられるようになるから。
僕はこの考え方を持てるようになって本当に楽になったんです。
対人恐怖症だった当時というのは、
人に「100%の反応」を求めてしまっていました。
「自分を受け入れてくれない人なんていちゃいけないんだ!」
みたいな半ば傲慢な考えを持ってしまっていましたよね。
だから拒絶されるのを極端に恐れてしまって、
それが対人恐怖症に繋がっていた。
でもそんなもんは不可能で、
拒絶されることもあると気づけたときに楽になったんです。
「まあみんなと分かり合えるなんてことはあるわけないんだし、
俺は自分を出しながら生きていくのが一番だな」
必要以上に自分をさらけ出すことを恐れなくなったし、
徐々に対人恐怖症というものも改善していきました。
対人恐怖症を克服するには
コンプレックスや隠したい過去などを抱えていると、
どうしても内に籠ったりしてしまうじゃないですか。
人にそれが露呈したときに、
それを否定されるのを恐れてしまって。
でも、「否定してくる奴も当然いる」ということに気が付ければ
本当に楽になれるんですよね。
「まあ、否定されることもあるさ。それはしょうがないことなんだ」
否定されることを割り切ることができるようになって、
自分を押し隠すことが馬鹿らしいと思えてくるんです。
そうすれば徐々に自分というものを出しながら
人とコミュニケーションを取れるようになっていくし、
対人恐怖症というものも絶対に克服することができます。
人間関係において、
「100%好意的な反応を取ることなんて不可能」
ということなんです。
このマインドはぜひ持ってもらえればなと思います。
マジで自然体で生きられるようになっていくので。
対人恐怖症も、自然と改善していくと思いますよ。
それではありがとうございました!
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