2019/08/26
自分磨きとはそもそも何なのか?【注意点もお話しします】
どうもこんにちは、月也です。
「自分磨き」という言葉を最近よく耳にします。
「とにかく自分磨きしないと!」
こんな風に言っている人は今多いですよね。
ただ正直、
(自分磨きって、そもそもなんだ・・・?)
と疑問に思っている人も多いと思うんです。
あまりにも漠然としてるんですよね、自分磨きって。
自分磨きしろと言われても、何をしていいのか迷う人の方が多いんじゃないかなって思うんですが。
そこで今回の記事では、
「自分磨きとはそもそも何なのか?」
ということで話していきます。
僕はこれまでいろいろなことを、時折「数十万円」とか大きな金額を出して自分磨きをしてきたんですけど、その中で見えてきたものがあるんです。
(ああ、こういうことをするのが自分磨きなのかも)と。
そのことを知っておくと「自分に必要ない学びを無理にする事がなくなる」ので、ぜひ読み進めてみてください。
目次
「自分に必要なこと」を学ぶのが自分磨き
自分磨きというのは僕は
「自分に必要なことを学ぶ」
ということだと考えていて。
自分に必要なことというのは、例えば今あなたが「会話」というものに悩んでいるとしますよね。
(人との会話がどうにも続かない・・・)
そういう時に、人との会話を盛り上げる方法を学べるような本を読むとか、初対面の人が集まる場所に足を運んだり。あとはお笑い芸人の話の展開の仕方を学んだりとか。
そういう事が「自分磨き」なんだと感じるんです。
ただ闇雲に、いろいろな知識を頭の中に詰め込んだり、体験をしていくというのは僕は自分磨きではないと思いますね。
それをやってしまうと、本来自分の人生を良くするための学びが、むしろ自分の生き方がぶれて損を被ることすら出てきてしまいます。
自分磨きという言葉にみんな振り回されている
自分磨きという言葉に振り回されている人が本当に今多いと思うんです。そしてそこを突いてビジネスにつなげている人も今はかなり多い。
例えば自分磨きという建前で何らかのセミナーを開催したり、本や教材を販売したりとか。
ただ自分磨きというのは、「やるべき事がはっきりしていないと本当に意味がないんです」。それこそ「自分磨きビジネス」の餌食になってしまいます。
高額の「コーチング」に申し込んで失敗した話
僕自身、20歳ごろから、
(とにかくこのままの自分じゃダメだ!自分磨きをしないと!)
みたいになんか漠然とした焦りがあったんですね。
自分に自信がなかったり、僕の場合は吃音症(きつおんしょう)という言語障害を抱えていたということもあり、とにかく自分を変えたいという願望が強かった。
そこでいろんなことを学んだんですよね。
コミュニケーションに関することとか、感情をコントロールする方法とか、心理学など、まあ色々と。
その中にはこのブログで発信しているような内容につながる学びがあったり、役に立った学びというのも確かにありました。
でも、「全く役に立たなかった自分磨き」というものも中にはあったんです。
友達からの紹介で、個人向けの「コーチング」というものを行なっている人と出会う機会があって、その人がまた口が上手くて人を乗せるのが本当にうまかったんです。
「私のコーチングを受ければ、やるべき事が明確になって人生そのものが変わりますよ!」
あまりに強くそう言ってくるので、勢いで申し込んでしまったんです。その当時はとにかく自分磨きというものに必死だったから。
コーチングというものがわからない人に少し説明すると、「道筋を示してくれる」というイメージですよね。自分が目指したいことは何なのか?そしてそこに向かうにはどんなことをしていけばいいのか?そういうことを教えてもらう、という感じです。
ちなみにそのコーチングは「数十万円」という高額のものでした。大抵コーチングってそのくらいは平気でして高いんですよね。
そのコーチングを受けた結果どうなったかというと、「お金をドブに捨てました」笑。
直接指導を受けてみてわかったんですけど、彼と僕とでは目指しているところが違うということを入ってから気づいたんです。その彼の考え方も、僕には共感できない事が多かった。
(これは、自分に必要なものではないな)と、お金を払ってから気がつきました。
自分磨きという言葉が先行してしまうと、そういった自分に全く必要ない教育を受けることになったり、自分に合った人生、目指したい方向とは全く違う人生を歩んでしまうようになる危険も伴います。
自分磨きは「悩み」から逆算的に考える
自分に必要な「自分磨き」というものは、
「今自分が抱えている悩み」
から逆算することで見えてきます。
上の方でお話しした会話についての例も、「会話が苦手」という事実から、自分に本当に必要な学び、得るべき経験というものが見えてきます。
僕自身失敗だったのが、「自分の状況を無視して現実を変えようとした」という部分でした。
僕はそもそも何で自分磨きをする必要を感じたかというと、吃音症という障害を持っていたからだったんです。
吃音症があったから、自分に自信もなくしてしまったし、このままじゃいけないという危機感も自分の中に生まれた。
その前述のコーチングというのは、それ自体は決して悪いものではなかったんです。
ただ、そのコーチングを行なっている人が「吃音症というものに全くの無知」だったため、僕に合った指導を受ける事ができなかったんです。
まずこれをやってください、ということを言われても、
(イヤイヤ、それどもりがあるから俺にはできないんですけど・・・)
と感じた瞬間が何度もありました。
僕に本当に必要なのは「吃音を克服する」ということだった、と気がついたのは本当に2~3年ほど前です。
自分磨きは無理してするものではない
自分磨きなんて、正直無理して行うものではないんです。
「自分に必要な学びを受ける」
これで十分なんです。
「この悩み」を解決したい、だからこの学びを受けよう。
「このスキル」を習得したい、だからこの学びを受けよう。
なんか一見すごそうな人とか、これを知ったら自分もすごい人になれるんじゃ?という情報に出会うと心が躍ったりしますけど、そこで考えるべきなのは
「それは自分の悩みを解決するために、目標を達成するために本当に必要なものなのか?」
ということ。
多くの場合、自分磨きというのは多くのお金や時間を投じる必要があります。そこで深く考えずに勢いに任せて自分磨きをしても、あとあと後悔する可能性が高いんですよね。
自分磨きという言葉に振り回されずに、
(今、自分はどんな悩み、目標を持っているんだろうか?)
(それを解決、達成するために必要な学びは何だろうか?)
そういった部分から逆算して何を学ぶか、何を経験するかを考えていく事で、最短距離で自分が望む人生も手に入れる事ができますよね。
「この情報なんかすごそう!」
「この人と一緒にいたら変われるんじゃないか?」
そう感じた時は、一旦ストップしてください。
それは自分磨きという言葉に振り回されているだけかもしれません。
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