2018/04/05
劣等感を克服する方法(4)/無い物ねだりをやめる
どうも月也です。
今まで「劣等感を克服する方法」
ということでいくつかに分けて記事を書いてきました。
前回の記事はコチラ
⇒ 劣等感を克服する方法(3)/苦手なことは他人に任せればOK
自分の苦手なことは思い切って他人に任せて、
自分が得意なところで勝負をすることで劣等感を感じなくなる。
そんなことについて書いてますね。
劣等感というのは持っているとやっぱり辛いし、
自分らしく生きることが難しくなりますよね。
なんか常に遠慮とかをしてしまって
損をしてばかりというか。
それに自信をつけるのも難しくなってくるので
絶対に払しょくしておきたい感情なわけです。
その上でぜひシェアしておきたい考え方というものがあるので、
それについて今回は書いていきたいと思います。
正直みんなその考え方を持てていないんですよね。
見ようともしていないというか。
だから他人と自分を表面的に比べて、
そして凹んだり劣等感を覚えたりしてしまう。
ただその事実に気が付くことで
劣等感というものが和らいでいくんです。
「あ、そうだったんだ・・・。」
本当に心が楽になると思います。
劣等感が強いという人ほどぜひじっくり読んでみてください。
そうすればあなたの中に変革が訪れると思うんで。
なんだかんだ今の自分が一番良い
じゃあその「みんなが気づいていない事実」というのは何なのかというと、
「結局、今の自分がなんだかんだ一番良い」
ということなんですよね。
これが劣等感を克服する大きなカギとなってきます。
「いやいや、今の自分がダメダメだから劣等感を感じてしまうんでしょ?」
こういう意見も出てくるとは思うんですけど、
別にそうじゃないんですよね。
劣等感というのは
「他人に対して無い物ねだりをしているから」
起こってしまうという節が絶対にあって。
「自分にはこれがない。でもあの人はそれを持っている。
羨ましい・・・。」
みたいに自分にないものを常に外に求めているから
それを持っている人に嫉妬してしまうんです。
でも、もし仮に今自分が求めているものが手に入ったとしても
また絶対に「不満」というものが出てくるんですね。
例えば「鼻が低い」ということに対して
劣等感を持っている人がいるとするじゃないですか。
鼻筋が通っている人を見ると劣等感が湧き出てくる、みたいな。
しかしですよ。
もし「鼻筋の通った鼻」というものを手に入れることができたとしても
絶対にまた別のところが気になりだしたりするんです。
「なんでこんなところにほくろがあるんだろう・・・。
顔にほくろが全くない人がうらやましい・・・。」
「何で自分はこんなに口が大きいんだろうか。
小さい人が良いなあ・・・。」
「なんで自分はこんなに色黒なんだろうか・・・。
色白の人がうらやましい」
とか、次から次に自分と他人との「差に対する不満」
というものが出てきてしまう。
また立場を逆にしてみると、
こっちがうらやましがられる側だったりもするんです。
実際、鼻筋の通った外国人が
日本人などの「小さな鼻」に憧れるという話は結構聞きますよね。
「日本人はかわいらしい鼻をしていて羨ましい」
みたいに。
求めだすとキリがない
だからぶっちゃけ「キリがない」わけです。
それは単に無い物ねだりに過ぎなくて、
無い物ねだりをしている内はどんどん劣等感が湧き出てきてしまう。
トカゲのしっぽ切りみたいなもので、
他人と自分を比べて無い物ねだりをしている内は
問題が解決することってないんです。
非の打ちどころもない、
完璧な人間になんてなれるわけがないんだから。
でもそうなってくると、
見方を変えればこういう風に考えられるようになりますよね。
「この部分を変えられたとしてもまた絶対不満などは出てくる。
だったら今の自分が結局は最高なんじゃないか?」
と。
僕自身その考え方を持てるようになって本当に楽になったんですよね。
昔は吃音という言葉の病気を持っていることに対して
とてつもない劣等感というものを抱いていたんですけど、
ある時からこう思えるようになったことでマジで肩の荷が下りたんです。
「吃音が無かったからと言ってまた別の問題にぶち当たるんだろうし、
なんだかんだ今の自分が一番いいよな」
と。
吃音というデカいコンプレックスに悩みが集中しているだけ
他の人よりもわかりやすくていいのかも、みたいな。
今の自分が一番なんだ
これはもう完全にマインドセットの話になってくるんですけど。
自分には確かに如何ともしがたい悩みがあるかもしれない。
しかしそれを消すことができたところで
また新しい悩みが噴き出てくる。
だから結局は今の自分を受け入れて前を向いた方が
一番イイよね、と。
そうすると不思議なんですけど、
今まで悩みだったものが好きになってくるんです。
鼻が低いのが悩みだったんだとしても、
「でも鼻が低いのも外国人が羨むくらいだし
いいことなのかもしれない」
みたいに好意的に受け止められるようになってきます。
自分に自信を持てるようにもなるし、
何もせずとも自分を変えることが出来たりしますね。
無い物ねだりをしている内は苦しむだけ
自分と他人を比べて無い物ねだりをしている内は
劣等感をなくすことって出来ないんです。
今ある問題を解決できたとしても、
新しい問題が絶対に現れたりするので。
だから、もうこう考えるようにする。
「なんだかんだ、今の自分が最高だよね」と。
「こういうところも、自分のいいところだよな」と。
もちろん、改善できる部分は改善していくべきだと思います。
全く勉強もしていないのに
「勉強ができない自分も自分に変わりないから」
みたいに開き直るのはまた違って(笑)
自分ではどうしようもない部分、
そういう部分に関しては受け入れるしかないんです。
日本人なのにフランス人になろうとしたところで
不可能なわけじゃないですか。
でも日本人には日本人の、
フランス人にはフランス人の良さがそれぞれあるわけで、
その自分の良さというものにぜひ気が付いていきたいですよね。
そうすれば劣等感を感じることすらなくなって、
自分に自信をつけていくことができます。
そしてそういう人こそが、
充実した人生というものを歩めるんだと思いますね。
それではありがとうございました!
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