強迫性障害の人が「良い意味で」大雑把になる方法

 

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どうも月也です。

 

強迫性障害

というもので悩んでいる人というのは
かなり多いと思うんです。

 

映画の『アビエイター』で
その様子が描かれていたりしましたよね。

 

僕はこれまで強迫性障害と言えば

何度も物事を確認しないと気が済まない

といったイメージしかなかったんですが、
色々と強迫性障害について調べていた時に
本当に多様な症状があって驚きました。

 

必要以上に手を洗ってしまったり、

何度も部屋にカギが掛かっているか確認したり、

机の上にある物の配置を必要以上に気にしたり。

 

「これをしないと不安や恐怖に襲われてしまう」

そんな症状ですよね。

 

 

なんでこんな記事を今回書こうかと思ったかと言うと、

僕自身、強迫性障害の症状があったからなんです。

 

今では症状は緩和しているんですけど、

例えばバスに乗る前に

ちゃんとバス代持ってるかな?

と手のひらに乗っている硬貨を何度も何度も見返したりとか。

一緒にいた友達に、

「ちゃんとあるよ!」

とかって言われてもまだ満足できずに確認し続けた、
ということもあったりしました。

 

あとこれは強迫性障害かどうかわからないんですが、

数字を平らにしないと気が済まない

ということもありましたね。

例えば時計を見ると
「20:20」とか「20:30」
とかになってるじゃないですか。

その数字をならした時に同じ数字、
「11:11」とかにならないと気が済まない、
みたいな(笑)

「20:30」だとどう頑張っても「11:21」になってしまうので、
「22:22」にできる「20:33」にならないと
なんか落ち着かないんですよね。

 

 

とまあ強迫性障害には
様々な症状というのがあるわけですが、

今回の記事では

僕なりの対処法

についてお話ししたいと思います。

 

強迫性障害の人は
大雑把になるくらいが丁度いいと思うんですよ。

なのでぜひ参考にしてもらえればなと思います。

 

 

確認せずにバスに乗ってみた

 

最初の方で僕自身が

「バス代を何回も確認しないと気が済まない」

といった症状があったことをお話ししたんですけど、
やっぱり当時から自覚はあったんですよね。

「ちゃんとあるのに、なんでこんな確認しないと落ち着かないんだろう?」と。

 

“ちゃんとある”のに、何度も確認しないと気が済まない。
それが不思議でしょうがありませんでした。

 

そこである時ふとこう思ったんですよね。

一度確認せずにバス代を払ってみよう」と。

いつもちゃんと用意自体はできていたから、
別に何度も確認しなくても大丈夫だ。

だから別に過不足が出ることは無いだろうと。

 

僕は財布から硬貨を取り出してそこで一瞥しただけで、
あとはもう確認はせずにバス代を払ってみたんです。

気分的には本当にバンジージャンプを飛ぶような気分でした。

 

すると、

なんともなかったんですよね

 

ちゃんとバス代を用意できていて、
過不足が出ることは無かった。

別に確認を何度もしなくても、
「ちゃんと用意することができていたんです」

そして何事もなくバスに乗ることができた。

 

 

その出来事があってから、
本当に精神的に楽になりました。

 

ああなんだ、何度も確認しなくてもちゃんと用意できてるじゃないか

 

それがその時腑に落ちて、
僕の場合は強迫性障害を
克服するキッカケとなったと感じています。

今ではそこまで何度も確認しようとも思わないし、
それでストレスや不安感、恐怖を感じるようなことはありません。

 

 

強迫性障害の人は大雑把すぎるくらいが丁度いい

 

強迫性障害の人は、僕は

大雑把すぎるくらいが丁度いい

と思っています。

 

早口な人というのは結構いますけど、
早口な人というのは

2倍くらいスピードを落として話す

くらいが実は丁度いいんです。

自分では「遅すぎるだろ」と感じたとしても、
周りからしたらそれくらいの方が丁度良かったりする。

 

 

それと同じで、
強迫神経症の人も大雑把すぎるくらいが丁度いいです。

 

一度実験してみると良いですよ。

家のカギを確認せずに出かけてみるとか。

やるときはかなりの勇気がいると思うんですけど、
ぜひ清水の舞台から飛び降りるくらいの角度で一度だけで良いので、
実践してみてください。

家に帰ってドアを開けるときに、
ちゃんとカギが掛かっているはずです。

 

 

始めてそれをやった段階でもう十分できている

 

強迫性障害の人は、

“始めてそれをやった段階”で

普通の人よりも注意深くできていることがほとんどです。

 

手を洗うにしても、
最初の段階でもう十分すぎるくらい
洗えているんですよね。

 

ホント他の人の話聞くと驚きますよ。

トイレの後に、

「水をさっと流すだけで済ます」とか、

「手を洗わない」という人もいたりするんで(笑)

 

「一度で十分達成できている」わけです。

強迫性障害を持っている人というのは。

これを理解できるようになると、
かなり精神的に楽になると思います。

 

 

強迫性障害は様々な種類がある症状ではあるんですが、

その中でも「何度も確認しないと気が済まない」

という症状においては今回の話は役に立つと思うので、
ぜひ参考にしてみてください。

 

大雑把になっても、
普通の人より十分すぎるくらい
あなたは気を使える人なんです。

 

それではありがとうございました!

 

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