2018/04/05
トラウマがある人ほど、大切な仲間にも出会いやすくなる
こんにちは、月也です。
人それぞれ種類は様々だとは思うんですが、
コンプレックスや悩み、
そういうものを持っていたりすると、
辛い出来事にぶつかることもやっぱりありますよね。
もう心がつぶされるような思いをしたりとか。
生きていく自信がなくなることさえある。
目次
トラウマとして心に残ってしまっているもの
それらの経験というのは、
自分の中で離れることのない強烈のインパクトとして
心に刻み込まれてしまっていると思うんです。
僕なんかがまさにそうで、
いくら自分が成長していこうが、マインドが進化していこうが
過去の傷というものは消えることはないと思います。
それだけ心が抉られるほどの絶望感を味わってきたし、
時たまフラッシュバックすることさえあるので。
そういうある種の「トラウマ」として過去の出来事が
心の傷として残ってしまっている。
そんな人は結構いると思うんです。
そしてそれは一見するとただの
「嫌な出来事」
なわけじゃないですか。
でも僕はその経験がプラスに働く場合もあると感じていて。
そんな経験があるからこそ、
得られるものがあると思うんですね。
トラウマが、共感し合える仲間を引き寄せる
それは何かというと、
「仲間」
なんですよね。
「は?」
と言いたい気持ちもわかるんです。
一見意味わからないと思うんで(笑)
例えばですけど、
僕は吃音という言葉の病気を抱えて生きてきました。
もうあまりにも語ってきているので
ウザいと思われる人もいるかもしれませんけどね(笑)
それで最近、吃音持ちの人と出会う機会がホント多いんです。
自分から「私は吃音者です」みたいなことを積極的に言っていたりするし、
そういう繋がりが自然と生まれてくるんですよね。
で、当然ながらその人たちは見ず知らずの人たちなわけです。
年齢も全く違うし、歩んできた人生、考え方というのも違う。
でもそんな赤の他人である人とも、
同じ吃音者だと比較的すぐに「わかりあえる」ことができるんですよ。
少し会話をしただけで、
仲間になることができるというか。
同じ前提を持っている人の気持ちは心の底から理解できる
これはなんでかというと、
「同じ前提」
を持っているからなんですね。
お互いに同じ病気を抱えて生きてきて、
それに付随する絶望感、トラウマなども味わってきて。
「共感」することができるわけです。
だからもう他人とは思えないほどに
その人の心に入り込むことができるんですね。
普通の初対面の人みたいにそこまで話し込まなくても。
これって僕が普通の人間だったらありえなかったことで。
様々な挫折であったり、絶望感を味わってきたからこそ、
そうやって見ず知らずの人とも深いレベルですぐに分かり合えたりする。
普通だったら、なかなか他人に共感なんてできない
これってすごいことだと思うんですよ。
普通だったら時間をかけないと人間関係って深められないわけですが、
とてつもなく大きな共通項を持っていることで
必要なステップをすっ飛ばしてすぐに信頼できる仲間というのを得ることができる。
普通の人が見たら羨ましいと感じると思うんですよね。
コンプレックスや悩み、病気などを抱えてきた人というのは
仲間ができやすいんですね。
普通の人たちよりも圧倒的に。
その悩みがトラウマのようになってしまっているほど、
似た経験をしてきた人と深く共感することできる。
心がシンクロするんですね。
それは普通の人たちには決してマネできない、
「武器」だと言えると思います。
自分の殻に閉じこもっているのはマジでもったいない
本当に感じるんですけど、
やっぱり殻に閉じこもったりするのってもったいないと思うんです。
僕もそうだったので気持ちは分かるんですけど。
それだと仲間と知り合うきっかけがそもそも生まれないし、
さらに内に内に心が沈み込んでいってしまう。
でも世の中というのは思っている以上に広大で。
自分と似たような悩みを抱えていたり、
経験をしてる人っているんですよね。
そして心から分かり合えるような仲間候補というのは
世の中にいくらでもいるんです。
それは僕自身、身を持って体験してます(笑)
「こんなに吃音で悩んできている人がいたのか」
とマジでびっくりしましたからね(笑)
やっぱり一見マイナスなものであったりとか、
経験などはどうしても隠してしまいがちだと思うんですけど、
それをあえて外に出してみることで意外な出会いがあったりします。
大切な自分にとっての理解者が現れたりとか。
それにそれらも「自分の一部」なわけだから、
表現していかないと不完全な状態で戦うようなものですからね(笑)
格ゲーで波動拳使わずに勝負するみたいなもので。
それだと勝てるものも勝てないんですよ。
今まで経験してきたことというのは、
他の人にはない自分の「個性」なわけだから、
それを表現しないといつまでも端役で終わってしまうし、
本当の意味で自分の人生というものを歩めないと思うんです。
もっと自分自身というものを表現していきたいですね。
そうすることで得られるものというのはたくさんあるので。
それではありがとうございました!
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